ロジスティード㈱は9月15日、(公社)日本包装技術協会主催「2026日本パッケージングコンテスト」において、同社グループの㈱バンテックが開発した「ノートPC用通い箱」が「電気・機器包装部門賞」を受賞したと発表した。

受賞事例

同コンテストは、時代や社会のニーズに合った優れたパッケージおよび包装技術の開発・普及に貢献することを目的に毎年開催されている。

今回受賞した作品は、バンテックの顧客が業務で使用するノートPCを、安全かつ効率的に拠点間で輸送するために開発した通い箱。従来は、ノートPC購入時の梱包箱(段ボール)のまま輸送していたため、台数分の箱が必要となり、輸送効率や管理の煩雑さに課題があった。また、施錠機能がないことによる盗難や緩衝性の不足による破損のリスクに加え、メーカーや機種によって梱包箱の形状やサイズが異なることから、梱包・開梱方法を統一できず、作業時間が増える要因となっていた。開発した通い箱は、プラスチック段ボール製の外箱と周辺機器用トレイ、発泡ポリエチレンフォーム(※1)製の緩衝材で構成されている。「1人でも無理なく持ち運べる通い箱」をコンセプトに設計されており、ノートPCを最大6台まで収納できる。また、80cmの高さからの落下にも耐えられる保護性能と、4段積みが可能な強度も備えている。外箱には南京錠を取り付けセキュリティ面を強化するほか、ほこりや水、ゴミ等が入らないように袋取っ手(※2)を設け、精密機械の輸送に配慮した構造にした。

通い箱の開発によるPC輸送の効率化により輸送コストを従来比約75%、梱包・開梱作業の標準化により作業コストを従来比約80%削減した。

※1:発泡ポリエチレンフォーム:軽量で柔軟性がある素材で包装材、建築資材、緩衝材、スポーツ用品など幅広い分野で使用されている

※2:袋取っ手:手が箱の内部まで貫通しない袋状の取っ手

●ロジスティード包装ソリューション(包装設計サービス)
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