CBcloud㈱は10月2日、10月4日よりEC事業者の様々な配送ニーズに対応するため、「ピックゴー宅配」の提供を開始すると発表した。
提携する㈱はぴロジ、トランコム㈱とのアライアンスを深化させることにより、荷主企業に対して競争力の高い柔軟な配送サービスを提供し、配送コストの最適化や、エンドユーザーに対するサービスの差別化を実現するとしている。
近年のEC市場の拡大により、CBcloudはは需要が構造的に拡大するラストマイル配送での事業基盤をより一層強化させるため、2022年9月に物流不動産大手の㈱シーアールイー傘下のはぴロジと、オープン型ラストマイル配送サービス「コネット便」を共同リリース(※1)。また、今年5月31日にMagical Move㈱の100%株式を取得し、EC宅配サービス「Scatch!(スキャッチ)」のサービス強化に取り組んできた。
今回、これらのサービスをさらに進化させ、荷主企業やエンドユーザーに対してより多くの付加価値を提供することを目指し、2023年10月4日付で「コネット便」と「Scatch!」を「ピックゴー宅配」に統合させて一体運営する。
また、資本業務提携先のトランコムとの連携を強化し、幹線輸送力とセンター運営ノウハウを活用することにより、3社で「ピックゴー宅配」をより安定的かつ拡張性の高い配送インフラに成長させていくことを目指すとしている。
※1:「はぴロジとCBcloudが新たな配送サービスの提供に向け協業開始」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000016726.html
●各社の強み
・はぴロジ:物流事業者と荷主を繋ぐプラットフォームlogiec(ロジーク)と物流システムに関する知見、グループ企業が有する物流拠点ネットワーク力(約1,600物件、185万坪)
・トランコム:全国20万台規模の一般貨物車両による中長距離幹線輸送力や物流センター構築運営ノウハウ
・CBcloud:全国5万人以上の軽貨物ドライバーネットワークを有する「PickGo(ピックゴー)」で機動力・拡張性のあるラストマイル配送、ならびに宅配業者向け効率化システム「SmaRyuポスト(スマリューポスト)」、Magical Moveが構築してきた配送拠点や事業基盤や顧客基盤