(一社)日本物流団体連合会は11月8日、令和4年度(第9回)モーダルシフト最優良事業者選定委員会(委員長:東京女子大学教授 竹内健蔵氏)を開催し、「モーダルシフト取り組み優良事業者公表・表彰制度」の受賞者を決定した。

モーダルシフト最優良事業者賞(大賞)は、三井倉庫ホールディングス㈱による「建設機械の海上輸送へのモーダルシフト」が受賞した。

建機は貨物自体の自重が重く、背も高いため、コンテナやウィングトレーラーに積載して輸送することが困難なため、本取り組みではドライバーが建機を自走させて積卸を行う。RORO船への2回のトランシップに加え、建機のトン数に応じた荷役調整を行い、輸送行程全体の90%を海上モーダルシフトに移行した点が高く評価された。

表彰式は12月6日(火)より、海運クラブで開催される予定。

物流連では、平成26年度よりモーダルシフトに積極的に取り組む物流事業者を優良事業者として選定し、その取い組みを広く社会に紹介し、モーダルシフトをさらに促進することを目的として表彰を行っている。各応募案件は「モーダルシフト最優良事業者選定委員会」で審議の上、今年度は16件13社が優良事業者として選定された。

●令和4年度モーダルシフト取り組み優良事業者公表・表彰の概要

(1)モーダルシフト最優良事業者賞(大賞)
被表彰者:三井倉庫ホールディングス㈱
功績事項:建設機械の海上輸送へのモーダルシフト

(2)モーダルシフト取り組み優良事業者賞
①実行部門
被表彰者:山九㈱
功績事項:全社的な幹線区間の輸送において、鉄道・海運の利用比率が40%超を達成。

被表彰者:日本石油輸送㈱
功績事項:全社的な幹線区間の輸送において、鉄道・海運の利用比率が40%超を達成。

被表彰者:日本通運㈱
功績事項:全社的な幹線区間の輸送において、鉄道・海運の利用比率が40%超を達成。

②改善部門
被表彰者:住鉱物流㈱
功績事項:全社的な幹線区間の輸送において、海運の利用比率が40%を超えるとともに、前年度比率を1%以上上回る実績を達成。
被表彰者:センコー㈱
功績事項:全社的な幹線区間の輸送において、鉄道・海運の利用比率が40%を超えるとともに、前年度比率を1%以上上回る実績を達成。

③新規開拓部門
被表彰者:山九㈱
功績事項:合成樹脂および副資材の海上輸送へのモーダルシフトを実現

被表彰者:鈴与㈱、鈴与カーゴネット㈱
功績事項:空缶容器の海上輸送へのモーダルシフトを実現

被表彰者:㈱日陸
功績事項:化学製品の海上輸送へのモーダルシフト実現

④有効活用部門
被表彰者:F-LINE㈱ 南関東支店 マルチモーダルサービスセンター
功績事項:複数区間でのモーダルシフトの実施により、効率的な輸送を実現

被表彰者:㈱日立物流
功績事項:モーダルシフトの実施により、効率的な輸送を実現

被表彰者:㈱ランテック
功績事項:小口混載便の鉄道輸送へのモーダルシフトを実現

被表彰者:住鉱物流㈱
功績事項:電気ニッケル他の海上輸送へのモーダルシフトを実現

被表彰者:センコー㈱
功績事項:日用品の鉄道輸送へのモーダルシフトを実現

被表彰者:南光運輸㈱
功績事項:紙製品の海上輸送へのモーダルシフトの実現

被表彰者:日本通運㈱
功績事項:酒類の鉄道・海上モーダルシフトの同時開始を実現