(一社)日本物流団体連合会は4月11日から、春学期の寄附講座を青山学院大学 経営学部で開講した。
昨年度三大学(青学大、都立大、横国大)での寄附講座はコロナ禍の影響でオンライン開催中心の講義となったが、今年度は三大学(青学大、法政大、横国大)で開講できることとなり、青学大では久しぶりの対面での寄附講座開講となった。
青山学院大学 経営学部における寄附講座は楠由記子教授がコーディネーターを務め、「現代の物流機能と経営」の講座名で開講した。
4月11日第1回目の講義では、同連合会の伊勢川光事務局長が講師を務め、物流の構成要素や物流発展の推移、国際物流の動向について「物流総論」をテーマに解説し、併せて物流の重要性と物流企業の魅力とやりがいを伝えた。
今後もテーマごとに各企業から業界を代表する講師が計14回の講義を行う。受講登録学生200名、定員200名。
平成7年度より開講している同講座を受講した学生は、約1万4,400名に上り、講師自らの体験を踏まえた講義は大学・学生にも好評で、10月からは秋学期の寄附講座の開講が法政大学経営学部、横浜国立大学経営学部でも予定されている。