(一社)日本パレット協会(JPA)は、11月12日に「パレットの日」 記念講演会を無料ウェビナー形式で開催すると発表した。
トラックドライバー不足に起因する「物流の2024年問題」は、日本のサプライチェーンの持続可能性を脅かす深刻な社会問題となっている。その解決に向け、政府は「物流効率化法(物流の適正化・生産性向上に向けた荷主事業者・物流事業者の取組に関するガイドライン)」や「中小受託取引適正化法(取適法)」の施行を推進しており、物流(特に荷役作業)の効率化と取引の適正化が急務となっている。その課題解決の鍵を握るのが、荷役の標準化・機械化を可能にする「パレットの利活用」 。
JPAは今回の講演会を通じて、「一般の方に『パレット』を知る機会を提供し、関係者には『パレット』をどう利活用すべきか考える機会を提供したい」との考えのもと、今回の講演会を企画した。講演会は「物流の過去、現在、未来」を全体テーマに 、物流史 、現代の物流統計 、そして、自動運転など未来の技術と社会という3つの視点から、日本の物流とパレットの役割を深く掘り下げるとしている。
●開講概要
イベント名:「パレットの日」記念講演会
全体テーマ:「物流の過去、現在、未来」
開催日時:2025年11月12日(水) 14:45~16:55 ※プレオープン 14:30
開催形式:ウェビナーによるリモート形式
募集定員:最大1,000名 (先着順) ※参加無料
●プログラム
14:45 開会の挨拶
日本パレット協会会長 二村篤志氏
15:00 「標準化に躓いた日本の物流史 ~半世紀前の失敗に学ぶ」
物流博物館 主任学芸員 玉井幹司氏
15:30 休憩
15:40 「日本の物流の現在地 ~持続可能な物流の実現は?」
NX総合研究所 シニアコンサルタント 室賀利一氏
16:10 休憩
16:15 「物流が未来をつくる ~自動運転、地方創生、暮らしと社会」
流通経済大学流通情報学部 教授 大島弘明氏
16:45 まとめと閉会 (16:55終了予定)
専務理事 宿谷 肇氏
※プログラムは諸事情により予告なく変更される場合あり
●申込方法
事前登録制・参加無料
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_9CQB5IQxSK2ar9z3BXxxgQ
●問い合わせ先
(一社)日本パレット協会
〒101-0021東京都千代田区外神田2-2-17喜助お茶の水ビル9階
TEL:03(6458)5580
FAX:03(3251)3550
URL:http://www.jpa-pallet.or.jp

