日本パレットレンタル㈱(JPR)は4月16日、2024年5月16日~5月17日の2日間に東京流通センター(TRC)で開催される「アジア・シームレス物流フォーラム2024(ASLF2024)」に出展すると発表した。同展示会では国際間レンタルパレットサービスを展示する。

物流の2024年問題対策として、輸出入貨物の輸送の現場でも繰り返し利用可能なパレットが注目を集めている。国際輸送の現場でも、パレットからパレットへの積み替えによる作業負荷や、使用後の空パレットの取り扱い、さらには廃棄にかかる手間とコストが課題になる中、JPRの提供する国際間レンタルパレットサービスAPP(アジアパレットプール)は、空きパレットの回収・廃棄は不要。

さらに、日本国内用レンタルパレットを国際間輸送から利用できるサービスも提供しており、輸入時のパレット積み替えが削減される。また、JPRは、EU圏スタンダードパレットであるユーロパレットを日本国内唯一の認証販売代理店として取り扱いしている。国際間でもシームレスな輸送を行える3つのサービス・パレットを同展で実物展示し、紹介する。

●展示商品・サービス概要
①国際間レンタルパレットサービス「APP(アジアパレットプール)」
国際間輸送専用のレンタルパレットを提供している。輸出国で借りて、輸入国で返却する、1枚1回あたりの定額料金でシンプルなレンタルサービス。APPを利用することにより、使い捨てパレットの購入や廃棄が不要になり、コスト低減が図れると共に環境負荷も低減できる仕組み。

APP

https://www.jpr.co.jp/demand/internal_rental/app

②日本国内用レンタルパレットサービスを国際間輸送でも拡大利用可能
海外で生産した商品を日本へ輸入する場合、日本国内用JPRレンタルパレットを国際間輸送に拡大利用可能。これにより、輸入後のパレット積替えが不要となり、そのまま日本国内輸送に利用できるため、作業負荷もコストも低減する。JPRの国内用レンタルパレットはISO準拠の高強度・高品質で積載商品の事故リスクも低減。日本から海外に向けた運用でも同様に利用可能としている。
※利用には条件があり、詳しくはJPRブースにて要問い合わせ。

日本国内用レンタルパレット

③国内唯一のEPAL認証の販売者・JPRが提供する「ユーロパレット」
EU圏へ輸出には、EU圏内でそのまま使えるユーロパレットを利用した国際間輸送を推奨している。新品で熱処理済みなので、入手後すぐに使用可能。ユーロパレットは、ヨーロッパ輸入後にそのまま市場への輸送にも使用できるため、廃棄が不要。環境意識の高い顧客にも利用されているスタンダードパレット。JPRは、EPAL ( European Pallet Association )の正規販売ライセンスを日本で初めて取得したEPAL認定ディーラーとして、ヨーロッパ各国で使用されているスタンダードパレットを、EPALとの協力関係のもと海外より直輸入し、高品質かつ安定的に供給する。

「ユーロパレット」

https://www.jpr.co.jp/release/2022/release000782.html

●セミナー概要
JPRブースに展示するサービス・商品は同展示会のセミナーでも紹介する。
セミナーの聴講は公式サイトで事前予約。
https://mf-p.jp/aslf2024/seminar/0517-b/

セッション:Session12「国際物流振興セッション」
講演日時:5月17日(金)14:30~16:10(JPRの登壇時間は15:40~16:10)
セミナー会場:B会場(1階)
タイトル:物流容器を「借りる」という選択肢~実際の活用事例も紹介します
講師:海外営業部 海外営業グループ 主任 古田知也氏

●開催概要
展示会名:アジア・シームレス物流フォーラム2024(ASLF2024)
開催日時:2024年5月16日(木)~17日(金)10:00~17:00
会場:東京流通センター(TRC)第2展示場E・F ホール(1・2階)
出展ブース:2K-07
公式サイト:https://mf-p.jp/aslf2024/
※展示内容・セミナー内容は予告なく変更となる場合あり。