11月9日、ホテルオークラ東京「平安の間」にて「台日半導体連携フォーラム」が盛況に開催された。
日本では、車の自動運転やロボット・AI等に向けてより信頼性の高いチップの大量供給が必要とされており、半導体業界からのサポートの重要性が高まっており、近年、台湾と日本は半導体開発において補完・協力関係を構築している。今回のフォーラムは今後、その可能性が大いに期待される内容だった。
●開催概要
イベント名:「台日半導体連携フォーラム」
開催日:11月9日(木)
会場:ホテルオークラ東京「平安の間」
主催:台湾経済部、台湾経済部国際貿易署、台湾貿易センター TAITRA、SEMI
後援:日刊工業新聞社、モノづくり日本会議
●プログラム
14:00~14:15 開会挨拶
台湾貿易センター TAITRA 会長 黄志芳氏(台湾)
台湾執行機関 代表(台湾)
SEMIジャパン 代表 浜島雅彦氏
14:15~14:30 基調講演
「DX・GX・生成AI社会の到来による世界のチョークポイント」
自由民主党 税制調査会長 半導体戦略推進議員連盟会長 甘利明氏
テーマ1「半導体産業における台日Win-Win戦略」
14:30~14:45 講演1
「ラピダスとLSTC」の使命 ~持続的な成長に向けて~
Rapidus㈱ 取締役会長 東哲郎氏
14:45~15:00 講演2
「台日の戦略的協力による半導体+情報産業の展望」
Etron Technology, Inc.会長
盧超群氏(台湾)
テーマ2「モビリティ/AI半導体 台日共創で開く新たな局面」
15:00~15:15 講演3
「日台におけるモビリティ/AI分野の連携」
MediaTek Inc. コーポレート副社長兼オートモーティブプラットフォーム事業部長 博士 張豫臺氏(台湾)
15:15~15:30 講演4
「車載用半導体の持続可能な未来へ」
㈱デンソー CTO 加藤良文氏
15:30~16:30 パネルディスカッション
「台×日、半導体開発で相互補完関係の強みを探る」
<モデレーター>
SEMI グローバル最高マーケティング責任者 兼 SEMI 台湾区代表 曹世綸氏(台湾)
<パネリスト>
衆議院議員 自由民主党 副幹事長 関芳弘氏
マーケットインテリジェンス&コンサルティング インスティテュート (MIC) 所長 兼 Institute for Information Industry(III) シニア産業最高顧問 洪春暉氏(台湾)
㈱みずほフィナンシャルグループ 取締役会長 今井誠司氏