(一社)日本自動認識システム協会(JAISA)は4月21日、「第25回自動認識システム大賞」の作品(事例)募集を発表した。

同賞は毎年、先進的かつ導入効果が顕著と認められる作品を同協会が表彰するもので、同協会会員企業をはじめ、非会員企業、団体、個人でも応募が可能。応募作品の対象期間は、2022年4月から2023年3月までに日本国内で導入、または実証実験を行い導入が見込まれる自動認識システム。応募資格は、日本国内の法人、在住者。応募方法は、同協会Webサイトの申請用紙にシステムの概要、特長、導入効果等を明記の上、同協会宛に送付。

応募締切は2023年5月31日。審査結果発表は2023年7月31日(予定)。

●自動認識システム大賞詳細
https://www.jaisa.or.jp/award/25/information.pdf

応募作品の審査は、産・官・学の有識者からなる表彰審査委員会が1次審査と本審査を行い表彰作品を選考する。なお、本審査は1次審査通過作品の申請者によるプレゼンテーションにより、受賞作品を決定する。

●選考基準
1)新規性:技術的新規性、市場的新規性、企画的新規性
2)導入効果:経済的導入効果、品質的導入効果(定量的に)、利便性
3)社会的価値:公共性、環境性、その他(特筆すべき社会貢献度)
4)実績:導入実績、導入予定

●表彰作品
・大賞:1作品/賞状、賞金30万円
・優秀賞:2作品/賞状、賞金10万円
・産経新聞社賞:1作品/賞状、副賞
・特別賞:1作品/賞状、副賞

表彰式は2023年9月13日(水)の「自動認識総合展」初日に実施される予定。表彰された作品は同協会主催の展示会、セミナー等のイベントおよびメディアを通じて公表する。

●問い合わせ先
メール:system-award2023@jaisa.or.jp
電話:03-5825-6651 自動認識システム大賞事務局まで。

2022年の「第24回自動認識システム大賞」受賞作品

昨年の本審査審査委員(敬称略)

●審査会と審査基準について
自動認識システム大賞の受賞選考は、同協会の部会から、バーコード/RFID/バイオメトリクス/画像認識/システムの自動認識技術エキスパートを審査員とした予選審査会を行い、全応募作品の中から書類審査で本選に進める作品を採点方式で選考する。本審査会では予選通過作品の申請者によるプレゼンテーションを実施し、本審査委員が自動認識システムの新規性、導入効果、社会的価値等の要素を採点し、評価の高い作品が受賞する。