㈱イシダは、9月10日(火)~13日(金)の4日間にわたり、東京ビッグサイトにて開催される「国際物流総合展2024」に出展する。

同社は、「物流波動は、もう怖くない。~現場に合わせてマルチに。そしてフレキシブルに。~」をテーマに、物流現場の波動対応に貢献するロジスティクスソリューションを提案する。

今回、計量検品機能搭載ピッキングカートのフルモデルチェンジとして「さいまるカートV4」をリリースした。

従来の3秤(縦)タイプ、4秤(縦・横)タイプに加え、8秤(縦・横)タイプを新たに追加し、全5機種のラインナップで多様な現場に対応する。また、顧客の台車やカートラックなど、手持ちの什器に装着し、最小限のコストでピッキングを効率化できる計量器無しのタブレット版も用意している。

さいまるカートは、バーコードのスキャン検品と質量による計量検品でミス無くピッキングしながら検品が可能。

従来行っていた後検品の工程が不要となるため、POS検品と同等の出荷精度を保ちながら出荷のリードタイムを大幅に短縮する。また、計量器による入れ間違い防止機能により、複数オーダーを効率よく同時に処理できるマルチピッキングにも対応し、作業の生産性を上げることが可能。

誰でも即戦力になる仕分けソリューションを展示

新製品となる、さいまるカートV4では「快適な作業性を追求したハードウェア」と「作業効率を高めるソフトウェア」により、さらなる生産性向上を実現する。

ハードウェアは、研究機関との共同研究から生まれた身体への負荷を抑える構造により、「誰でも使いやすく作業が楽で速い」を実現した。

ソフトウェアはイシダ独自の「現場最適化ロジック」による以下3点の機能でピッキング作業の効率を最大化する。
①マルチピッキング+歩行導線最適化
②渋滞回避・予測
③オーダーカスタマイズ

その他、使いやすい操作画面のUIをはじめ、作業をサポートする便利機能を多数搭載。使い勝手を徹底的に追求した新カートを、ぜひ会場で体験して欲しいとしている。

そのほか、
・さいまるソートNex(最大6色に対応したデジタルアソートシステム)
・H-ESL     (便情報、コース情報をペーパーレス化する電子棚札)
・FAカート     (FA市場に特化した部品用計量検品カート:参考出品)
・パーツスキャン   (商品サイズ&重量を測定)
など各種製品を取り揃えている。