物流・製造DXを支援するロジスティクスシステムの開発・製造・販売を手がけている㈱アイオイ・システム(AIOI)は8月1日より、主力製品「MWUシリーズ」の最新機種として、センサ距離可変ボリュームを搭載した「MWU2040FE2」を発売を開始した。

●デジタルピッキング表示器とは
デジタルピッキング表示器は、物流倉庫や工場でのピッキングや仕分け作業をサポートする「デジタルピッキングシステム」(DPS)に使われる機器。紙の指示書に頼った従来の作業をシンプルかつ標準化し、作業ミスや品質のばらつきを削減する。

近年、多品種少量生産や短納期の増加により作業が複雑化し、効率の低下やヒューマンエラーの発生が課題となっており、深刻化する人手不足の中、DPSは作業者の負担軽減と生産効率の向上を実現するツールとして大きく寄与している。

●開発の背景
同製品は、従来製品を利用している顧客から寄せられた、以下のような「現場の声」に応えて改善を重ねた製品としている。

「現場の間口サイズに合わせて使いたい」
「簡易的な仕組みで作業ミスを防ぎたい」
「手の入れ間違いを防ぎたい」
「設定をもっと簡単にしたい」

これまでは、固定されたセンサの反応距離に合わせて現場のラックや棚を工夫する必要があったが、同製品によって設置環境に合わせた柔軟な対応が可能となった。

●主な特長
①可変ボリュームを搭載し、約100mm~650mmの範囲で7段階の距離調整が可能
現場ごとに異なる間口サイズに合わせて、本体のボリューム調整によってセンサーの反応距離を直感的かつ正確に制御できる。

②センサにより、作業ミスの軽減と利便性の向上を実現
センサを活用することで、誤った間口へのアプローチを瞬時に検知し、エラーを防止する。作業ミスの軽減に加えて、ボタンを押す必要のない、より使いやすくスピーディな運用を実現する。

③PC・コントローラでの設定が不要
システム側(PCやコントローラ)での複雑な設定作業が不要なため、導入が極めてスムーズ。複雑な設定なしで、現場の運用にすぐ組み込むことができる。

これにより、現場に合わせて簡単に調整でき、これまで設置が難しかった場所にも導入しやすくなる。

新製品「MWU2040FE2」
本体のボリュームをまわして7段階に調整可能

また、AIOIはTOPPANグループとして、2026年9月8日~11日にわたり、東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催される「国際物流総合展2026」に出展する。同展示会では、「MWU2040FE2」をはじめとした新製品モデルも展示する予定。

●開催概要
会期:2026年9月8日(火)~9月11日(金)
会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)東1~3、7?8ホール、西1~4ホール
ブースNo:W1-Q08(TOPPANグループブース、西1ホール)
公式サイト:https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp