㈱Mujin Japanは6月5日、㈱三五の福田工場において導入された、デジタルツイン技術とフィジカルAIを中核にした次世代自動化トータルソリューション(多品種通い箱ハンドリングロボット、AGV、各自動化設備を統合管理する倉庫制御システム:WCS)を通して工場内物流を刷新した取り組みが、第1回 日本物流大賞「先進技術活用賞」を受賞したと発表した。

三五/Mujinの次世代工場物流DXソリューション導入現場

同工場では、自動車ボディ系部品の増強・事業拡大における大型プレス機の導入に伴い、スペース制約が発生し、完成品の物流は外部倉庫に依存していた。そのため、工場と外部倉庫間の二重輸送による物流コストの圧迫、リードタイムの長期化、作業負荷が増大し続ける課題が浮き彫りになっていた。

そこで工場内に新製品倉庫を建設し、3Dビジョンシステムと自立動作計画を統合したMujin独自のフィジカルAIにより、ティーチレスに多品種通い箱のピッキング自動化を実現する知能ロボット、AGV、その他一連の搬送システムを統合管理するWCSを組み合わせ、工場内で完結する物流構造改革を成功させた。今回の取り組みは、各機器のシームレスな連携に加えて、デジタルツイン技術により設備の稼働状況、在庫データをリアルタイムで可視化している次世代型工場物流モデルとしている。

ジタルツイン技術とフィジカルAIを中核にした次世代自動化トータルソリューション(多品種通い箱ハンドリングロボット、AGV、各自動化設備を統合管理する倉庫制御システム:WCS)

福田工場に限らず、昨今多くの製造現場における工場物流工程では、人手や属人的な判断に頼った労働集約型オペレーションとなっているケースや、各機機器が連動しておらず個別最適化に留まっているケースが多く存在している。三五とMujinが取り組んだ今回のモデルは、従来の物流の在り方を根本的に改革し、今後の事業成長と競争力強化を支える画期的なシステムであり、現在製造現場での採用が急速に広がっている。

●日本物流大賞の概要
日本物流大賞は、「環境負荷低減」、「モーダルシフト」、「事業者間連携」、「先進技術活用」、「働き方改革貢献」等、持続可能な物流の実現に向けた優れた取り組みを広く顕彰する賞。

◎評価基準
・大量輸送モードへの転換等による、効率的な物流の構築
・二者以上の者(物流事業者同士や、物流事業者と荷主事業者等)が協力して行う効率的な物流体制の構築、商習慣の見直し、物流サービスレベルの調整等の取り組み
・新技術の開発・活用・応用による物流効率化の取り組み
・環境負荷低減の効果が顕著な取り組み、カーボンニュートラル目標追求の取り組み
・労働負荷軽減や生産性向上の効果が顕著な取り組み
・その他、選考委員会において特に評価すべきと判断された案件

●日本物流大賞 受賞企業一覧
https://www.butsuryu.or.jp/20260605.pdf

●三五/Mujinの次世代工場物流DXソリューション導入事例
https://www.youtube.com/watch?v=wVhM_yYfMco

●多品種通い箱ハンドリングロボットについて
https://www.mujin.co.jp/solution/fa/containerdepalletize/

●MujinAGVについて
https://www.mujin.co.jp/solution/mobilerobot/agv/