㈱ダイアログは6月3日、物流センター向けオペレーション管理プラットフォーム(PF)「W3 FluxView(ダブリュースリー フラックスビュー)」の提供を開始すると発表した。W3 FluxViewは、進捗管理・人員配置・原価分析をリアルタイムに統合し、物流現場における意思決定の速度と精度を飛躍的に向上させる、エンタープライズ向けPF。顧客ごとの業務要件に合わせた導入設計とカスタマイズにより、確実な定着と効果創出を支援する。

物流業界では、EC需要の拡大に伴い倉庫オペレーションの複雑化が進む一方、2024年・2026年問題に象徴される労働時間規制の強化と慢性的な人手不足が深刻化している。多くの物流センターでは、工程ごとの進捗を紙やExcelで集計し、人員配置は管理者の経験と勘に頼っているのが実情。その結果、遅延の発見が遅れる、外注費の膨張を月末まで把握できない、管理者ごとに判断基準が異なり現場が混乱するといった課題が日常的に発生している。

そうした物流現場の構造的な課題を解決するため、現場の「人・モノ・設備」をデジタル上で統合する「デジタルツイン」の思想に基づき、リアルタイム可視化とデータドリブンな最適配置を一体で実現するプラットフォーム「W3 FluxView」を開発した。

●「W3 FluxView」概要
W3 FluxViewは、物流センターの進捗・配置・コストをひとつの画面上でリアルタイムに統合する次世代オペレーション管理プラットフォーム。現場の状況把握から人員の再配置、原価の日次管理までをシームレスにつなぎ、管理者の判断を支援する。配置計画から実績入力、コスト分析までが同一のデータソースでつながる循環型管理により、PDCAサイクルの高速化を実現する。

●「W3 FluxView」サービス詳細ページ
https://www.dialog-inc.com/service/w3-fluxview/

必要な情報にいつでもどこからでもアクセス。直感的なインターフェースで現場のDXを加速。

●主な特長
①リアルタイム・ダッシュボード
入荷・出荷・梱包など全工程の進捗状況をKPIカードで一覧表示する。遅延傾向にある工程をシステムが自動検知し、現場責任者へアラートを通知。さらに、現在のUPH(時間あたり処理数)に基づき工程ごとの完了見込み時刻を予測し、先回りした意思決定を可能にする。5秒更新のリアルタイムデータにより、現場にいなくてもセンターの「健康状態」がひと目で把握できる。

②直感的な最適人員配置
自動配置機能に加えて、ドラッグ&ドロップによるタイムライン形式の配置変更機能を搭載。スキル・資格・予定差分を考慮しながら、直感的な操作で人員配置を組み替えることができる。各工程の資格・スキル要件と作業者属性を照合し、適材適所の配置をガイドする。配置変更は即座に端末へ通知され、5分前リマインド機能も搭載している。

③スマートフォン・スマートウォッチ連携
配置変更や応援指示をスマートフォンおよびスマートウォッチへ即時通知。当日の工程を順序通りに表示し、開始・中断・完了を最小限のタップで操作できる。前工程が未完了の場合の次工程開始制限等、現場のルールをシステムで担保し、作業者の入力はリアルタイムに管理画面へ反映される。

④リアルタイム原価・収支管理
荷主別・工程別・雇用区分別の原価を日次決算レベルで可視化。人件費や外注費の膨張をその日のうちに発見し、打ち手の優先順位付けを支援する。派遣会社別の稼働率・UPH・単価を統合管理し、パフォーマンスに基づいた最適な外注戦略の立案も可能。

●導入メリット

●導入の流れ
W3 FluxViewは、顧客の現場課題に合わせた段階的な導入を推進する。