㈱ハクオウロボティクスは3月5日、自動フォークリフト(AGF)「AutoFork Lite」の納品開始に合わせ、反射ポールマップ編集機能を大幅アップデートし、操作紹介動画を公開した。
同モデルでは、レーザ誘導方式(リフレクタ方式)AGFにおいて、ユーザー自身が反射ポールマップを用いて走行エリアをゼロから登録し、編集・再設定まで完結できる仕様を実現している。同社では、これを国内初(※)の取り組みとしている。
※2026年3月現在、国内におけるリフレクタ方式AGFで、ユーザー自身がゼロから走行エリア登録および編集を完結できる仕様として。(同社調べ。)


●現場の変化に対応するAGFへ
物流現場ではレイアウト変更や搬送フロー改善が頻繁に発生しているが、従来のリフレクタ方式AGFでは初期マップ生成や走行エリア設定は専門エンジニアによる対応が前提となることが一般的だった。その結果、設定調整に時間を要し、追加コストが発生する等、改善の即応性に課題があった。
AutoForkは、そうした課題に対応する仕組みとして反射ポールマップ編集機能を搭載し、現場担当者が反射ポール(反射板)を高さ2.1mに設置し、ポールマップエディターを起動することで、走行エリア登録から編集・再設定までを自ら完結できる環境を実現している。
●動画公開 - 進化した反射ポールマップ編集機能
今回のアップデートでは、反射ポールマップ編集UIの操作性向上とマップ登録プロセスの簡略化を図り、現場作業者でも直感的に扱える設計とした。専門的な再設定を待つことなく、現場で柔軟に変更できる環境を整えている。
合わせて公開した操作紹介動画では、反射ポール設置から走行エリアのスキャン、ポール登録、マップ登録までの工程をわかりやすく説明しており、「現場で使えるAGF」であることを可視化している。
●反射ポールマップ編集機能 紹介ページ
https://hakuou.co.jp/products/autofork/polemap-editor/

●数時間で自動搬送開始、590万円から導入可能
マップ登録後はプレイバック機能で搬送動作を記録するだけで自動搬送シナリオを構築でき、停止精度±10mmを活かし、最大30ルート・10シナリオまで登録可能なため、納入当日から実運用を開始できる。
AutoFork Liteは590万円(税別)から導入可能で、月額ライセンス料は不要。ハードウェアは上位モデル「AutoFork Standard」と共通設計のため、将来的な複数台連携や外部機器連携へのアップグレードにも対応できる拡張性を備えている。

