㈱YE DIGITAL(YEデジタル)は8月21日、同社の提供する倉庫自動化システム(WES)「MMLogiStation」の運用保守サービスに、新たに「AQUA運用監視サービス」を追加し、12月から提供開始すると発表した。
「MMLogiStation」の年間利用料には運用保守サービスが含まれており、これまで同社の物流DXサービスセンターによる「運用支援サービス」(運用サポート・分析レポート)を提供していたが、今回、「AQUA運用監視サービス」を追加することで、インシデント起票の自動化に加え、ナレッジ化・ナレッジ検索に生成AIを活用することで、問題の早期解決につながると期待している。

●生成AIを活用した、YEデジタルの運用保守データ活用サービスを適用
今回新たに追加されることとなった「AQUA運用監視サービス」は、YEデジタルが2025年6月に提供を開始した運用保守データ活用サービス「AQUA DataFusion」を活用したサービス。
「AQUA DataFusion」とは、運用保守に関する様々な情報をデータ統合管理プラットフォームで一元管理し、ナレッジ化・ナレッジ検索・分析に生成AIを用いることで、問い合わせ対応業務の効率化・品質向上を支援するだけでなく、効率よい適切な保全管理業務を支援するサービス。自社でサポート提供を行っている顧客の業務を支援する。
その「AQUA DataFusion」を同社の物流DXサービスセンターに適用し、同社自体で活用することで、MMLogiStationを導入する顧客の物流倉庫運用を監視し、より質の高いサービスを提供していくほか、顧客が直接ナレッジデータを参照することで、早期解決を支援する。
●期待される効果
①物流DXサービスセンターにおけるサービス向上
・MMLogiStationとのデータ連携によるインシデント自動起票による早期データ化
・インシデントに対する復旧手順、復旧時間の管理と情報共有で停止時間の予測が可能
・生成AIを活用したナレッジ照会による対応品質の向上
・ナレッジの活用(MMLogiStationに関するインシデント情報をユーザー共通のナレッジに整理し活用)
②顧客における作業軽減・早期解決・分析状況把握
・復旧手順・復旧時間等の情報管理のデータ登録可能(インシデント回数や発生機器の種類等)
・センターへの電話不要
・スマホやタブレットで登録可能。その場で面倒なインシデント情報の入力をその場で完結
・インシデント発生状況の把握が可能
このように、ユーザー固有のインシデント情報だけでなく、収集した自動化設備のエラー情報やMMLogiStationの対処方法に関する情報から物流DXセンターがナレッジ化を行い、それを活用したサポートを提供する。また、蓄積した汎用的なナレッジをすべてのユーザーに共有ナレッジとして提供することで、問題の早期解決等が期待される。

