㈱Hacobuは8月21日、同社が主催する、製造・卸・小売など荷主企業のChief Logistics Officer(CLO)および物流リーダーが集い持続可能な物流の実現を目指す「未来の物流共創会議」の第4回会合を、2025年6月25日に開催したと発表した。

会合では、初参加8名を含む21名のCLO・物流リーダーが参加し、物流の転換期に直面する各社が課題や期待を率直に共有し、1対1から多対多(N×N)形式へ発展する共同輸配送の実現に向け、共創の在り方を議論した。

会合の様子

●開催概要
名称:未来の物流共創会議(第4回)
主催:㈱Hacobu
開催日:2025年6月25日
開催形式:オフライン
会場:「東京ミッドタウン八重洲 カンファレンス」
参加者:荷主企業のCLO・物流リーダー 21名(うち初参加8名)
議論テーマ:
①経営層の意識改革と、物流を経営戦略に組み込む必要性
②1対1から多対多(N×N)形式の共同輸配送への挑戦と課題

●「第4回未来の物流共創会議」について
これまで物流責任者が、競合する同業他社や取引先企業と直接意見を交わす機会は限られていたが、「物流2024年問題」に象徴されるドライバー不足や環境負荷の増大等、物流を取り巻く課題は深刻さを増している。

今や物流は企業間の競争領域ではなく、社会全体で解決すべき非競争領域として捉えられ、業界や企業の枠を超えた協調と共創が求められる時代に入っている。

こうした状況を踏まえ、Hacobuは2022年より、荷主企業のCLO・物流リーダーと共に、持続可能な物流の実現に向けた具体的な取り組みを議論・推進する場として「未来の物流共創会議」を開催している。

今回の第4回会議では、物流の生産性向上に向けた経営層の意識改革や組織体制の在り方、さらに1対1から多対多(N×N)へ進化する共同輸配送の実装に向けた課題と解決策が議論された。

●議論のテーマとその概要
冒頭、Hacobu 代表取締役社長CEOの佐々木太郎氏より、「物流の生産性を高めることがあらゆる産業の成長を支える鍵になる。労働生産性を高めるためには何をすべきか、物流課題に前向きに取り組む皆さんと本音のディスカッションを重ねたい」との挨拶で会議がスタートした。

Hacobu 代表取締役社長CEO 佐々木太郎氏

議論①:「経営層の意識改革と、物流を経営戦略に組み込む必要性」
同会議では、物流の生産性向上を進める上で、経営層が物流に関心を持ち、戦略的に位置づけることの重要性が共有された。CLOを中心とした体制構築や、部門横断での連携、ガバナンス体制の整備等、組織の在り方を見直す必要性が確認された。

議論②:「1対1から多対多(N×N)形式の共同輸配送への挑戦と課題」
共同輸配送を1対1から多対多(N×N)形式へ拡大するにあたり、意識改革や人材育成、共同化による利益の分配方法、商流と物流の切り分け等の課題が明らかになった。あわせて、課題解決の成否を分けるのは、共通課題に向き合う企業同士の熱量と継続的な対話であることが強調された。

●同イベントの議論に関するリポート
https://hacobu.jp/blog/archives/5906

●参加企業(50音順)
旭食品㈱
アスクル㈱
㈱MLS
㈱カインズ
キユーピー㈱
キリングループロジスティクス㈱
コンフェックス㈱
サッポログループ物流㈱
サントリーホールディングス㈱
㈱スギ薬局
ダイキン工業㈱
㈱DNPテクノパック
日本製紙㈱
㈱PALTAC
不二製油㈱
富士フイルムロジスティックス㈱
㈱プロテリアル
三菱食品㈱
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス㈱
㈱ライフドリンクカンパニー
YKK AP㈱

会議参加メンバーの集合写真