㈱日新は5月22日、同社が開発・提供するデジタルフォワーディングサービス「Forward ONE」で英語表示画面の提供を開始したと発表した。これにより、これまで日本語のみで提供していた同サービスを海外のユーザーにも利用できるようになった。
昨年6月にリリースした「作業進捗管理・本船動静トラッキング機能」を国内外の関係者間で共有することで、輸出入業務のさらなる効率化に貢献する。
同対応はForward ONEの海外展開・海外ユーザーの利用拡大を見据えた第一歩と位置付けており、現時点では一部の機能(本船動静のトラッキング、書類授受、チャット機能)を英語表示画面で利用可能。
今後は英語表示画面に対応する機能を段階的に拡張し、また、同社海外現地法人との連携を強化することで、同社が国際輸送事業を提供している幅広い国や地域でForward ONE活用の本格化を目指していくとしている。
また、海外対応にとどまらず、CO2排出量の比較・算出機能や、他国発の見積機能、AIを活用した業務支援機能等、同社の強みである専門性の高い物流サービスをさらに強化する、高付加価値機能の開発を進めていくとしている。
図:Forward ONE 開発ロードマップ
●Forward ONEサイト
https://hp.forwardone.nissin-tw.com/