GROUND㈱は4月17日、物流センターにおけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を支援するための「DX診断サービス」を開始したと発表した。
これは顧客が抱えるDXの課題を特定し、具体的な改善策を提案することを目的としている。
●サービスの内容
GROUNDは、AIやロボット等の先端技術を活用した物流ソリューションの開発・提供に加えて、顧客のDX推進を支援するコンサルティングサービスを提供している。同社では物流オペレーションにおけるDX推進の成熟度を6段階のステージで定義しており、段階ごとの着実な進化を支援する。
今回提供を開始した「物流DX診断サービス」は、従来の支援実績から得た知見を活かし、上位ステージは下位ステージの能力を基盤とするという考えに基づき、業務機能モデルに基づいた包括的な診断手法により、顧客のDX推進の成熟度を詳細に分析する。現状をより客観的・正確に把握するため、顧客の本社部門、現場の管理者、担当者等、立場の異なる人々にヒアリングし、現在の状況および強み・弱みを明確にすることで、業務効率化、コスト削減、顧客満足度向上を加速するための手がかりを提供する。
診断後にさらなるコンサルティングプロジェクトに進む際には、戦略立案やロードマップ・方針策定等、改革を具体化するための多岐にわたるサービスを提供し、実行支援を行う。

●特長
①共通の指標による標準化
本社視点で拠点ごとに持つデータや評価基準を標準化することで、継続的な管理が可能となる。
②優先順位の明確化
拠点別、工程別の成熟度を可視化することで、現在地と優先的に改善すべきポイントを把握できる。
③共通言語による対話
診断結果に基づき、本社と現場での共通言語による対話を可能にする。
GROUNDは、「DX診断サービス」を通じて顧客の物流センターのDXを支援し、業務効率化、コスト削減、顧客満足度向上に貢献することを目指しているほか、顧客のDX推進の各段階に沿って、物流施設統合管理・最適化システム「GWES」をはじめ最適なソリューションを提供することで持続的成長を支援していくとしている。
●物流センターDX診断サービスの詳細
https://www.groundinc.co.jp/services/diagnosis/