ラピュタロボティクス㈱は2月21日、紙製品やパルプ、製紙原料の卸売業者のカミ商事㈱(愛媛県四国中央市)が、同社の寒川事業所で導入した自動フォークリフト(AGF)「ラピュタAFL」が稼働開始したと発表した。

カミ商事の寒川事業所は24時間体制で稼働する工場で、高い生産性が求められているが、深刻な人手不足に直面しており、特に単純作業の負担軽減が大きな課題となっていたほか、高齢化が進む作業現場では、安全性の確保も重要な課題となっている。
そうした課題に対応するため、「ラピュタAFL」の導入を決定したとしている。
●カミ商事におけるラピュタ自動フォークリフト導入のポイント
①人手不足への対応:24時間稼働が求められる現場において、人員の補完として自動フォークリフトを活用。
②格納機能の活用:長時間にわたり繰り返される単純作業(パレタイザで積み上げられた荷物を保管エリアまで搬送)を自動化し、従業員がより付加価値の高い業務に注力できる環境を整備。
③安全性の向上:高齢化した作業員にとって、安全リスクの軽減を図るため機械による作業を導入。

