㈱ライナフは1月28日、同社が提供する「スマート置き配」が、本社を熊本市に置く㈱明和不動産管理の管理する賃貸物件に導入されたと発表した。
すでに92棟に導入済みで、2025年末までにオートロック付きの賃貸住宅150棟(2,000戸)への導入を予定しており、今後も順次拡大していくとしている。「スマート置き配」を導入することで、賃貸住宅における荷物の再配達を減らし、入居者の利便性を高めるほか、宅配に関連するトラブルの解消により管理業務の負担を軽減する。

●明和不動産管理が「スマート置き配」を導入した理由
◎入居者様の利便性向上
EC市場の拡大に伴い、賃貸物件に届く荷物が増加しており、宅配ボックスだけでは対応が困難な状況が生じているほか、飲料水や大型の日用品等、重かったり、かさばったりする荷物を入居者自身で運ぶのは負担となることに加えて、近年では対面受け取りへの不安が広がり、新たな受け取り方法が求められている。そうした課題に対応するため、受け取り方法の多様化を進め、入居者が安心して便利に荷物を受け取れる環境を整える。
●「スマート置き配」
https://linough.com/package-drop-service/
スマートロック「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を用いてオートロック付きマンションの共用エントランスの鍵をデジタル化することで、認証された配達員がオートロックを解錠できるようになり、受け取り側があらかじめ指定した場所に配達員が荷物を届けるサービス。
※スマート置き配は全国1万4,000棟のオートロック付きマンションで導入済み。
※同サービスは1棟10戸以上でオートロックの付いているマンションが対象(詳細は「スマート置き配」のサービスサイトを要確認)
※対象となるサービスは、スマート置き配サービスサイトの「連携宅配サービス」ページを要確認。
https://linough.com/package-drop-service/cooperation/