ラピュタロボティクス㈱は8月1日、㈱アルプス物流が2025年春、千葉県内の拠点に自在型自動倉庫「ラピュタASRS」の採用を決定したと発表した。

ラピュタASRS

アルプス物流は、持続可能な物流の実現のため労働人口の減少による人員不足等への対策として、自動化ソリューションを活用した省人化・省力化への取り組みを早期から着手していた。ロボットマテハンも活用し、省力化・時間短縮にも取り組んでいる中、「ラピュタASRS」の既存倉庫、新規倉庫を問わず導入可能な点、移転や物量に応じたフェーズにおいて対応が可能となる柔軟性、さらに保管効率と同時に高い生産性も実現できる点を評価した。

●自在型自動倉庫「ラピュタASRS」
https://www.rapyuta-robotics.com/ja/solutions-asrs/

●アルプス物流における「ラピュタASRS」導入のポイント

①労働人口の減少に伴い、将来を見据えた省人化・省力化への対策
属人化しがちな工程を幅広くラピュタASRSで完結できるため、省人化・省力化が可能。

②高い生産性の実現
ラピュタが得意とするロボット群制御技術を用いた多層階での最適制御による高い生産性と、独自設計の集中作業とミス防止機能を搭載した歩行レスのピッキングステーション等で効率的に作業に専念できるため、少人数で高い生産性を安定して創出。

③導入後も規模拡大や他拠点移設に対応できる柔軟性
物量に応じてレイアウトが変更可能。また、アンカーレス構造のため、既存倉庫、新規倉庫を問わず導入でき、拠点間で部材の移動や共有も可能。

④ノウハウを共有し、全国展開できる汎用性
柔軟性を持ち合わせたラピュタASRSの特長を活かし、全国の物流拠点で導入・運用が可能。

⑤費用対効果
ラピュタASRS活用により保管効率が向上すること、省人化によって生産性も向上し、費用対効果を十分に出せる。