ラピュタロボティクス㈱は7月30日、SBSロジコム㈱が2024年2月に開設したSBSロジコムの「野田瀬戸物流センターA棟」でラピュタロボティクスの自動フォークリフト(AGF)「ラピュタAFL」が稼働開始したと発表した。

SBSロジコムで稼働中の自動フォークリフト「ラピュタAFL」

SBSロジコムでは、物流現場における人材不足への課題解決に向けてサステナブルな経営実現のためにも倉庫・物流における自動化は不可避と考え、定点間における長距離運送から導入をスタートさせ、その後、格納機能の追加やさらなる自動フォークリフトの活用も視野に入れ、今回、2024年2月に新設されたSBSロジコムの「野田瀬戸物流センターA棟」に自動フォークリフト「ラピュタAFL」を納入した。

●自動フォークリフト「ラピュタAFL」
https://www.rapyuta-robotics.com/ja/solutions-afl/

●SBSロジコムにおけるラピュタAFL導入の目的

①ラピュタAFLの柔軟なパレット対応:1.1 x 1.4パレット、数種類あるパレットにも対応可能

②事業継続計画の強化:物流現場における人手不足、フォークマン採用の難しさを物流DXで対応

③広いフロア(3万平米超)において3台のラピュタAFLを運用し、作業効率化を図る

●SBSロジコム事例動画
https://www.rapyuta-robotics.com/ja/use-cases/case-sbs-logicom/

●SBSロジコム㈱ 第二事業本部 千葉西営業部 部長の栗原雄太氏のコメント
実際に自動フォークリフトの稼働を開始してみて、率直には有人運転の方が走行速度や旋回スピード等は優位な点もあると感じてはおります。しかしながら、社会インフラである物流を止めずに継続していくための対処として、自動化への知見を蓄積することは非常に重要であると考えております。単調な搬送はラピュタAFLに任せて、他の作業を行うなど就業時間の短縮にも貢献できていると感じます。自動フォークリフトでの荷役幅を広げ物流現場の課題を解決していくため、さらなるサポートや追加機能の開発等をラピュタロボティクスに期待したいと思っております。