アマノ㈱は5月29日、同社の小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT」に搭載するバッテリを、2024年7月より鉛液式からリチウム式に変更すると発表した。
従来の鉛液式バッテリでは充電に約10時間が必要だったが、リチウムイオンバッテリでは約4時間に短縮される。これにより1日当たりの稼働時間が延長され、大幅な生産性向上が図れるとしている。
また、リチウムイオンバッテリではバッテリ液補充作業が不要になるため、メンテナンスの負担軽減にもつながる。リチウムイオンバッテリの新採用により、広大な清掃エリアへの対応が可能になるため、大型商業施設や物流倉庫等への導入を推進していくとしている。
販売開始:2024年6月6日(木)
出荷開始:2024年7月1日(月)
販売価格:390万円
●主な特徴:
①1日の清掃時間が3倍に
従来の鉛液式バッテリでは充電に10時間かかるため、1日1サイクル稼働(2時間稼働)しかできなかったが、リチウムイオンバッテリでは充電時間が4時間に短縮されるため、1日3サイクル稼働(6時間稼働)が可能となる。
◎リチウムイオンバッテリ新採用による変更点
②メンテナンスフリー&長寿命
リチウムイオンバッテリへの変更により、バッテリ液補充作業が不要となり、日常メンテナンス作業が不要となるほか、寿命も1.5年(400サイクル)から5年以上(3,000サイクル)に延長されるので、バッテリ交換の手間も減らすことが可能としている。