三甲㈱は2月5日、2022年1月よりコーナン商事㈱と連携し、店舗や物流センターで使用されている陳列・物流用プラスチック製物流資材の循環型リサイクルの取り組みを進めている点を明らかにした。

コーン商事の物流現場
現場で使用されているパレットの表記

同取り組みは、店舗や物流センターで破損・劣化したプラスチック製物流資材(パレット、コンテナ、オリコン等)を三甲が回収し、粉砕→リサイクル原料化したのち、リサイクルパレットの原料として使用。再び、店舗での物流用資材として使用してもらうとしている。

三甲によると、この取り組みにより年間25トンのプラスチック使用量を削減できる見込み。同社はプラスチック素材を最大限に生かしたモノづくりを進めており、リターナブル使用の推進やリサイクル活動を通じ、循環型社会の構築を進めている。