ユニテック・ジャパン㈱は1月10日、アップル社のiPhoneまたはiPadに取り付けるジャケット型のバーコードスキャナ「SL220」を1月15日付で発売すると発表した。
同バーコードスキャナは、1次元および2次元バーコードスキャナを高速に読み取り、iPhoneまたはiPadにLightningコネクタを経由してデータを転送する。これにより、iPhoneまたはiPadを業務用のハンディターミナルのように使うことができる。また、専用のソフトウェアであるScanBridgeを無償提供しており、これによりアプリにキーボードからデータを入力する代わりにスキャンしたバーコードデータを直接読み込むことが可能。また、倉庫等で高い場所のバーコードを読み取りたい場合に便利な読み取り距離10mのモデルも用意している。
SL220はアップル社のMFi（Made For iPhone/iPad）認証を取得しているので、安全で効率的に使用することができる。iPhoneまたはiPadをSL220に実装するには、市販のOtterBox uniVERSEケースを使用しているため、簡単に取り付け、取り外しが可能。SL220はIP65の防塵・防水と1.2m高からの落下に耐えるように設計されており、倉庫や工場等での作業にも安心して使うことができる。
なお、USB-Cコネクタを使用するiPhone15等向けの製品は現在開発中としている。
●SL220製品サイト
https://www.ute.com/jp/products/detail/SL220
