プラスオートメーション㈱(+A)は12月22日、センコー㈱の印西第2ロジスティクスセンターに導入済みのt-Sort機構群を、1現場稼働を止めずに大幅にレイアウト改善することにより、季節波動に加えて日ごとに生じる不測の物流波動に対処したと発表した。これにより、センコーはセンター内のさらなる生産性向上と作業者の業務負荷低減を実現したとしている。
印西第2ロジスティクスセンターでは、2022年4月にt-Sortを2段式で初めて導入した後、従来のオペレーションとの対比で、1日30人相当（240時間）の省人化を実現していた。その後、同年12月にはt-Sort 3D（単体型）を追加導入し、2段式t-Sortとハイブリッド運用することにより、2段式では非効率だった少量仕分けの自動化により、作業効率の改善を図っている。加えて、今回の改善策を通じて2段架台で使用中のロボットの一部を別場所に移設・運用することで、大中小の物量に効率よく対応できるようになる。
●動画・インタビュー
https://plus-automation.com/works/casestudy/sesnko-inzai-2/
●t-Sort 3Dの特徴
「t-Sort 3D」は単体運用（特許取得済み）と、AGV連動型運用が可能な立体型ソーター。最小ユニットは約3坪で60～80間口設置が可能。省スペース、少人数で大量仕分けが可能で、倉庫運営の課題だった高さ方向の空間有効活用を実現する。特に多品種少量の特性を持つ商品、EC商品の仕分けに最適としている。
https://plus-automation.com/robot/tsort3d/index.html
