中国Multiway Roboticsは9月、自動/手動の切り替えが可能なパレットトラックの新製品「WeFront20S」をリリースした。
コンパクトかつ高性能な機体で狭い通路の運行に適しており、空間利用率を大幅に向上。多層フロアをより効率的に移動搬送できる。2方向パレット、4方向パレット、9ftパレット等、様々な形態のパレットに対応可能としている。
●「WeFront20S」の特長
(1)多様性と柔軟性
より幅広い商品や出荷を取り扱うことが可能なパレットトラック。その適応性により、異なるパレットのための異なる種類の設備への投資せずに、様々なクライアントや業界に対応することが可能。
(2)コスト効率
複数のパレットタイプと互換性のある1つのパレットトラックに投資することで、長期のコスト抑制が可能。複数の特殊なトラックの購入と維持が不要。
(3)スペースの節約
倉庫では収納スペースが重要だが、多目的のパレットトラックを使用することで、異なる種類のトラック用のスペースの確保が不要で、使用可能な収納面積を最大化できる。
(4)生産性の向上
どんなタイプのパレットタイプにも対応可能な性能により、異なるトラックや設備の間に発生するダウンタイムが削減される。
(5)研修ニーズの削減
様々な種類のパレットに対応可能なパレットトラックの使用により、従業員は1台の機械の操作方法だけを学べばよいため、研修時間を削減し、操作の一貫性を保つことができる。
(6)サプライチェーンの標準化
異なる種類のパレットを使用する多様なサプライヤーや顧客と取引しているため、汎用性の高いパレットトラックを導入することにより、サプライチェーン全体の業務を標準化することが可能。よりスムーズな移行が可能でロジスティクスの課題・負荷が軽減される。
(7)ROIの向上
コスト削減、生産性の向上、研修要件の削減といった利点を組み合わせると、特殊なトラックと比べて多目的のパレットトラックのライフサイクルにおける投資収益率(ROI)は高まる。
(8)業務の未来の確保
市場の要求やサプライチェーンの実践が進化するにつれて、様々なパレットに対応可能で互換性のある設備を導入することにより、追加コストをかけずに変化に迅速に適応できる。
●製品仕様