四恩システム㈱は8月16日、低床リフトタイプの無人搬送車(AGV)「CREW(クルー)」の販売と導入支援・保守サポートを開始すると発表した。

低床リフトタイプAGV「CREW」

近年、労働者不足や、作業の効率化、また労働者が重い荷物を動かす必要がないよう安全性の向上のため、AGVの需要が高まっている。同社のCREWの特徴は低床型の設計により、通常のAGVよりも低い隙間に潜り込みリフトアップして運搬する。

倉庫や物流センター以外にも、部品供給の運搬が必要な製造業、商品の補充、棚卸し作業の効率化が期待できる小売業、食事や医療機器、薬品の運搬を行う医療・病院等への導入を想定しているため、磁気スポットSLAM等、オプションにより用途に応じた誘導方式にカスタマイズ可能となっている。

庫内の「CREW」の様子

通常時の本体高さ180mmで最大300kgまで積載可能。288万円から。
外観サイズ全長1,000mm×全幅450mm×高さ180mm
重量150kg
最大積載300kg