センコーグループホールディングス㈱(センコーGHD)は7月19日、傘下のセンコー商事㈱が日刊自動車新聞社主催の「36th 日刊自動車新聞用品大賞2023」において「大型車用品部門賞」を受賞したと発表した。

7月14日に行われた表彰式。左から日刊自動車新聞社の花井真紀子社長、センコー商事 新規事業開発部の新本哲也部長、カーメイト 国内営業統括部 荒井啓安チーフマネージャー

同賞は1987年に創設され、自動車ユーザーに多彩で充実したカーライフを提案するとともに、カー用品の販売促進と業界発展に寄与することを目的として表彰されるもので今年で36回目。

今回、㈱カーメイトとセンコー商事が共同開発した、トラックの退突を防止するシステム「ミリ波退突センサー」が同賞に選ばれた。

トラック等の大型業務用車両は、後退時の対物事故が多く、その修理や保証に多大な費用がかかっている。現在流通している対策機器では、映像確認時のタイムラグや、小さな看板や動く物への感知に課題があったとしている。

センコー商事は約3年にわたりカーメイトと共同で、「近接ミリ波センサー」を採用することでこれらの課題解決に取り組み、今年3月より実用化に至った。

センコーグループでは物流事業の各拠点で同システムの導入を進めている。