㈱ギークプラス(Geek+)は6月15日、実稼働中の2,000坪物流現場に棚搬送型ロボット「EVE P800R(AGV)」90台を配備した相模原LaaSセンターで、物流ロボティクスサービス「RaaS」を展開するプラスオートメーション㈱(+A)と協業でソリューションを構築した。

顧客の多様なニーズに対応した新たな物流ソリューションとして、棚搬送型ロボット「PopPick」と立体型ロボットソーター「t-Sort 3D」を組み合わせた効果を動画で解説している。

異なるメーカーのロボットを掛け合わせることで、保管からピッキング、仕分けまで一連の工程の生産性が向上する仕組みを解説したアニメーションや、将来の発展性についての対談等を視聴可能としている。

●動画
https://youtu.be/RFBHCkIf8jg

PopPickは、EVEシリーズのピッキングロボットが、大量のコンテナを備えた大型のコンテナ収納ラックをPopPickステーションまで運び、 出庫商品が入ったコンテナを、自動的に作業員の手元まで運ぶ。クレーンがコンテナをオペレーターの目の前に出し入れする構造となっている。

ピッキング速度を1時間当たり最大650コンテナまで高めて、倉庫の保管密度を従来の棚搬送と比較して最大50%向上させるほか、作業生産性を2倍を実現することが実現した。PopPick専用ラックは、倉庫の高さを有効活用し、防火シャッター直下を通過できる高さ(3.9m)で稼働が可能。消防区画を跨いでロボットが行き来することで、消防区画ごとでオペレーションを区切らず運用できる。ラックの保管効率はもちろん、AGV(無人搬送車)のメリットであるコストパフォーマンスと柔軟性を生かした設計としている。

海外ではすでに複数のプロジェクトが実稼働しているPopPickだが、日本国内では年内に顧客の倉庫で稼働開始を予定している。

棚搬送型ロボット「PopPick」

相模原LaaSセンター「DOJO」は、稼働中の2,000坪物流現場にEVE90台と新製品PopPick等を配備したセンター。見学者は実際の物流作業も体験しながら製品の特長を理解できるコンセプトとしている。

同センターでは、製品導入検討者が、実荷物を預けて生産性の効果検証が可能。使用するシステムを繋ぎこみ、入荷から出荷までの流れを実際に、EVEを活用しマテハン導入を進める企業が増えている。

WMSや必要なシステムはGeek+製の提供または持ち込みの両方が対応可能としている。

相模原LaaSセンター「DOJO」