㈱マーストーケンソリューション(MTS)は1月17日、フォークリフトにUHF帯RFIDリーダライタを搭載し、庫内作業を効率化する「UHFフォーク」システムの販売を開始すると発表した。

●製品URL:https://www.mars-tohken.co.jp/rfid/products/rfid-package/uhf_fork/

UHFフォークシステムイメージ図

●構成機器
UHFフォークは車載端末(専用パソコン)、UHF帯RFIDリーダライタ、アンテナ、取付治具で構成される。

●製品概要
UHFフォークはUHF帯ICタグの自動読み取りで荷物の番号とロケーションを紐づけ、フォークマンに負担をかけることなく効率的な管理を実現。現場の負担を軽減するほか、ロケーション管理の精度を向上させ、倉庫作業を省力化し、業界の深刻な人手不足解消に役立つとしている。

●特長・機能
・ICタグ(RFID)活用で荷物とロケーション情報の読み取り・登録を自動化。
・フォークマンは降車せずに入出庫・ピッキングの貨物情報を自動取得。
・入出庫の情報登録を半自動化することでロケーション管理の精度向上。
・国産(自社開発)のリーダライタを搭載。豊富な実績に裏付けされた読取精度。
・現場経験豊富な専門技術員チームがサーベイ・取付設置を行いますので安心。

●効果
①フォークマンによるピッキング作業を効率化
従来、ハンディターミナルを使った作業の場合、ピッキングの際に都度フォークリフトから降りる必要があったほか、ハンディターミナルの画面が小さいため操作性も低く、都度の充電や機器管理にも手間がかかる。導入後は、車載端末からのピッキング情報を確認し、フォークリフトから、降りることなく作業を行えるようになるほか、パレットの取り違え防止効果もある。

②状況をリアルタイム把握可能に
フォークリフトの実際の稼働状況等はリアルタイムな把握が難しく、効率よく指示することが困難だった。UHFフォークシステムを導入することで、フォークリフトの稼働状況・入出庫情報をリアルタイムに把握することができ、管理者が出荷状況を把握しながら効率的な配送管理を行うことができる。

●UHFフォーク導入イメージ

●価格:オープン価格