ジオテクノロジーズ㈱は10月11日より、①トラック対応カーナビゲーション、②集荷配送先情報の共有、③動態管理システムを日本で初めて1つにした物流システム“かんたん物流DX「スグロジ」”(https://www.sugulogi.com/) の提供を開始した。

スマホでトラックドライバー配送効率化・DXサービス「スグロジ」

●「スグロジ」の主な特長と機能
「スグロジ」を活用することで、トラックドライバーは業務連絡、集荷配送先の情報、配送先までのナビゲーション等を、スマートフォン1つで確認でき、配送時間の短縮が可能。運行管理者は従来、口頭や紙でドライバーへ伝えていた集荷配送先情報をデジタル化することで、伝達漏れを防止できるほか、動態管理機能により、ドライバーの位置をリアルタイムに把握することで的確な指示、組織行動のスピードアップにつながる。

サービス利用契約後、ドライバーは普段使用している iOS、Android のスマートフォン上でアプリをダウンロードの上、ログインするだけでサービスを利用することが可能。同様に運行管理者も普段お使いのパソコンからサービスサイトにログインするだけで、サービスを利用することができる。

(1)集荷配送先情報を確認できる機能と地図メモ機能(スマートフォン/PC)
・「基本情報」機能
トラックドライバーは割り当てられた集荷配送先の基本情報を確認することが可能。運行管理者は集荷配送先カルテを登録することが可能。

・「詳細情報」機能
集荷配送先の搬入口や、納品に関するルールの記載、納品時間や注意事項など細かな情報を確認できる。写真や納品場所の手書きの地図も画像として登録・閲覧できる。

・「カキコミ」機能
工事や、イベント、注意事項がある場合、ドライバー自身が「カキコミ」欄でメモすることができる機能。写真撮影や画像も投稿可能。ドライバーと運行管理者間でタイムリーかつ円滑な情報共有が可能になる。

(2)集荷配送先へ向かう車両に合わせたルート案内と施設検索(スマートフォン)
・トラック対応カーナビゲーション機能
創業当時から開発し続けるカーナビゲージョン向け地図データを活用して、推奨ルート、距離優先、有料回避ルートを選択でき、大型車など車両のサイズに合わせた規制情報を考慮しながらルート案内する機能。配送の効率が向上し、燃費の抑制につながる。

・トラックの大きさを考慮した施設検索機能
大型車やトラックを停めることができるコンビニやガソリンスタンド、道の駅等をワンタップ検索することが可能。ドライバーが安心して休憩できる施設を表示する。

(3)動態管理機能と組織内の情報共有機能(スマートフォン/PC)
・動態管理機能
ドライバーの位置と稼働台数がリアルタイムに把握でき、業務指示の効率化を図ることが可能。

・お知らせ掲示板のポップアップ機能
運行管理者からドライバーへ、お知らせとして共有したい組織情報を掲示板に表示できる機能。運行管理者とドライバーのコミュニケーションを円滑にする。

(4)移動するだけでポイントが貯まるM2Eアプリ「トリマ」との連携(スマートフォン)
・移動するだけでポイントが貯まる“Move to Earn アプリ「トリマ」と連携
ドライバーは、配送業務をしながらマイルを貯めることが可能。スグロジでの業務効率化に加え、移動に応じて収入が増加する。

●「トリマ」
歩く、走る、移動する事で報酬を獲得する M2E(Move to Earn)のコンセプトのもと、2020年10月にローンチし、2年弱で1,000万ダウンロードを突破。歩数だけでなく移動距離に応じてマイルが貯まるため、通勤や通学、仕事など日常的に移動が多い方に最適なアプリ。貯まったマイルは現金、Amazon ギフト券や T ポイントなどに交換できるほか、森林保全団体や国境なき医師団への寄付が可能。

●最大3か月間無料キャンペーン情報概要
サービス提供開始を記念して最大3か月間、利用料無料キャンペーンを実施する。
・申込期間:2022年10月11日(火)~2022年12月31日(土)
・対象:2022年12月31日(土)までに利用開始した顧客が対象
・内容:利用開始月+2か月間の利用料が無料
・詳細:詳しくは以下のサイトURLより資料請求、要問合せ。
製品ページ:https://www.sugulogi.com/
キャンペーンページ:https://www.sugulogi.com/campaign1

同社は物流業界における問題について、取引先や顧客から常に課題をヒアリングし問題視しており、今回、念願であるサービスの提供を開始したが、さらなるサービスの充実を図るため、自社で蓄積した人、車、トラック等の位置情報、道路、建物の地図変化情報や気象情報、危険情報を組み合わせたサービス開発を進めていく予定。位置情報を用いた未来予測を行う「Geo-Prediction」を体現する企業として、より安全で効率的な輸送を実現す
るための物流向けの情報サービスを提供し、物流業界が抱える2024年問題の解決を目指していくとしている。