IoTシナリオに注力する人工知能（AI）企業のMegvii㈱は9月13日より開催された「国際物流総合展2022（Logis-Tech Tokyo）」に新世代のパレット・フレキシブルロジスティクスソリューションであるインテリジェント・パレットフォウェーシャトルソリューションを展示した。
同システムは、3Aインテリジェントロジスティクスソリューションにおける重要な一環で、柔軟なアップレート、コストダウン・効率アップを実現するための「強力な武器」になる、としている。
●パレットフォウェーシャトルソリューションの特徴
（1）薄型
車体厚みがわずか125mmで、現在市場で実稼働に投入されたフォウェーシャトルの中で、最も薄いタイプの1つとして、省スペースでより多くの間口が確保される。
（2）高速
・無負荷の方向切替時間：2.5S
・負荷有りの方向切替時間：3.5S
・昇降時間：2.5S
・無負荷の加速度：2m/S2
・総合作業稼働効率：30％アップ
（3）安全
・障害回避センサ（※）6個（ロイツェ者製、ドイツ製工業レベルの距離測定センサ）
・パレット検知センサ（※）3個（パナソニック製光電スイッチ）
・リン酸鉄リチウム・チタン酸リチウム電池（電子コアはCATL・東芝から購入）
・基幹部品はヘッドサプライヤーから選定しており、厳しい品質を保証。
（4）安定
本体・ソフトウェアシステム、電源管理システム、チップコントローラ、QRコードカメラは完全に再利用されており、1,000台以上のAMRの納品により検証されており、故障率が大幅低下した。
（5）長い持続時間
電池容量60Ah、消費電力40W、充電電流50A、1時間充電で8時間連続作業可能。
