三井不動産㈱は9月20日、「三井不動産ロジスティクスパーク海老名1(MFLP海老名1)」を竣工した。最高ランクの「ZEB」認証を取得する等、CO2排出量を実施ゼロ化した環境配慮型の「グリーンエネルギー倉庫」であり、使用開始前の施設を地域の子供達等に開放し、学びの場を提供するイベントを行う等、街づくりを通じて地域への貢献を目指す。

MFLP海老名1外観

●「MFLP海老名1」のポイント
・街に調和し、美しい景観と居心地を求めた外観・共用部・ランドスケープデザイン。大切な物流インフラを守る、確かな設計・施工体制により実現した物流施設。
・最高ランクの「ZEB」認証取得とグリーン電力提供サービス※により、利用実態に合わせた施設全体のCO2排出量実質ゼロを実現した「グリーンエネルギー倉庫」。
・海老名市と連携を図り、子供達など地域の方を対象に防災教室等のイベントを開催し学びの場を提供。9月25日には使用開始前の倉庫を開放してイベントを初開催。
・㈱スノーピークの製品を設置した屋上テラスでテナントワーカー間のコミュニケーション誘発の場を設ける等、新たな働き方を創出するワークプレイスを提供。

※「グリーン電力提供サービス」:施設で使用する電力を非化石証書の活用によって実質的に再生可能エネルギーとして提供する三井不動産が独自に構築したサービス。RE100等に対応し、導入割合等を柔軟に設計できるのが特徴。

位置図

●施設概要
名称:三井不動産ロジスティクスパーク海老名1(MFLP海老名1)
所在:神奈川県海老名市中新田3290番38ほか
敷地面積:5万4,847㎡(開発区域面積5万6,543㎡)
延床面積:12万2,180㎡
規模・構造:6階建て・鉄骨造・免震構造
設計者・施工者:日鉄エンジニアリング㈱
着工:2021年5月6日
竣工:2022年9月20日