トーヨーカネツ㈱は9月13日、イタリアModula S.P.A(Modula社)と販売店契約を締結し、垂直保管システム(VLM)の販売を開始すると発表した。

垂直保管システム(VLM)

今回の契約締結により、トーヨーカネツの得意分野であるWMS、ピッキングシステム、仕分け、保管等省力機器とともに、上部空間の有効活用が可能なModula社の垂直保管システム(VLM)を活用した新たなソリューションを顧客に提供していくとしている。

●パートナー契約会社の概要
会社名:Modula S.P.A
設立:2008年4月3日
本社所在地:イタリア共和国ローマニャ州レッジョ・エミリア
代表者:代表取締役 CEO:Antonio Pagano氏
事業紹介:Modula社は垂直・水平自動保管棚およびソフトウェアの開発、設計、製造、販売、メンテナンス、技術コンサルティングとサポートを行う。ユーロ圏のみならず、グローバルに販売を展開(現地販売店を通じた販売含む)。
資本金:510万ユーロ(7億2,900万円 143円/EUR)
従業員数:400名

●垂直保管システム(VLM)について
重量物や大型製品にも対応したトレイ式垂直保管システム。商品をピッキング・保管するトレイは1つで最大約1トンの荷重に対応し、コンテナに乗らない重量物や大型製品から少量多品種にも対応。作業者の手前にトレイが2段出てくるダブル構造のため、作業者を待たせず生産性向上を実現する。また、ユニットは最大高さ16.1mと建屋上部空間を有効活用でき、1つのシステムで様々な形態を持つ商品の保管に適したシステム。