トーヨーカネツ㈱は9月13日、中国Zhejiang Libiao Robots Co., LTD(Libiao社)と販売店契約を締結し、ソーティングロボット(T-sort)システムの販売を開始すると発表した。

ソーティングロボット(T-sort)

「ACTION FOR THE FUTURE」をスローガンに、革新的な技術と実行力により顧客の期待を超えるモノづくりで物流システムの構築に取り組むトーヨーカネツは、ソーティングロボット(T-sort)および周辺システムの開発、設計、販売、保守を行うLibiao社と販売店契約を締結。ECの台頭による小口配送の需要が高まる中、労働人口減少が課題となっている物流センターでの省力化・省人化が求められており、本契約締結によりトーヨーカネツの得意分野であるWMS、ピッキングシステム、仕分け、保管等省力機器とともにT-sortを活用することにより、社会課題の解決とさらなる生産効率向上のための、他社が実現できない業界初のソリューション提供に注力していくとしている。

適用事例

●Libiao社概要
会社名:Zhejiang Libiao Robots Co., LTD
設立:2016年7月21日
本社所在地:中国浙江省杭州市
代表者:社長 Xia Huiling氏
事業内容:ソーティングロボット(T-sort)および群制御ソフトウェアの開発、設計、製造、販売、保守を行う。中国のみならずグローバルに販売を展開。
資本金:約1.7億円(1,000万人民元 @17円/元)
売上高:5億500万円(2020年度)
従業員数:150名(2022年5月)

●ソーティングロボット(T-sort)について
個別に制御されたロボットが特殊カーペット上を、最適ルートに沿って搬送、仕分けする機能を有するソーティングロボットシステム。従来のコンベヤやソータ等の固定設備と比較すると、レイアウトやロボット数の変更・増減が容易で柔軟性が高く、ソータ方式の半分以下の面積での設置を可能とした省スペースを実現。EC、小売、3PL、アパレル、医薬品等の業界へ、全世界20か国2万台以上の納入実績がある信頼性の高いシステム。