台湾VIA Technologies, Inc.は8月22日、TOYOTA Material Handling Taiwan Ltd.(TMHT)と、台湾におけるフォークリフト作業の安全性向上と作業現場の事故・災害防止を強化するため、AI人検知とドライバーの疲労・注意力低下検知機能を備えた「VIA Mobile360 フォークリフト・セーフティ・システム」を共同推進する提携を締結したと発表した。

過去2年間にわたるCOVID-19の流行により、世界の物流部門に多大な負担がかかり、より効果的なフォークリフトの安全性確保の必要性が高まっている。TMHTは世界の製造および物流セクターにおけるフォークリフトによる負傷や死亡の数を減らすため、「VIA Mobile360フォークリフト・セーフティ・システム」を導入。同システムはピンポイントで人を検知する機能を活用し、車両から危険な距離に人が近づくとドライバーにリアルタイムで警告を発し、複雑な作業環境における歩行者事故を防止する。

同システムは、2PD(人物検知)+DSS(ドライバー・セーフティ・システム)構成で利用可能。フロントおよびリアPDカメラにより、作業員や歩行者等が車両に近づきすぎたと検知すると自動的にドライバーに警告を発する。カメラの設置高に応じて、4~5mの範囲を60~120°のレンジでカバーする人物検知ゾーンに対応。VIA Mobile360 WorkXアプリは、カメラのキャリブレーションとシングルまたはデュアルアラートの選択を迅速かつ便利に設定する。屋内外の厳しい環境下でも揺るぎない信頼性を提供しながらも、設置が容易で、すぐにでも使えるようにできる完全なソリューションを提供する。

●VIA Mobile360フォークリフト・セーフティ・システムの詳細
https://www.viatech.com/ja/products-ja/ai-systems-ja/mobile360-forklift-safety-system/

●VIA Mobile360フォークリフト・セーフティ・システムに関する動画
https://www.youtube.com/watch?v=0S8fqoUx1cc
https://www.youtube.com/watch?v=VhDOkQ0mb7Q