OpenText(オープンテキスト)は6月、同社のすべてのソフトウェアとサービスを使用するための共通プラットフォーム「Project Titanium」を発表した。Project Titaniumは、6月21日~22日に開催された同社年次イベント「OpenText World EMEA」で、OpenTextのクラウド戦略の次のステップとして紹介され、情報管理分野におけるグローバルリーダーとしての同社の戦略的ポジションを強化する。顧客企業にとってはクラウドベースの情報管理機能を通じ、今日のダイナミックな時代で成功するための簡素化、柔軟性、信頼を得ることにつながるイノベーションとなる。

Project Titaniumの統合型プラットフォームは、OpenText Cloud Platformを強化し、OpenTextのクラウドアプリケーション、インテグレーション機能、マイクロサービスを提供する。これにより顧客企業は、オフクラウド、プライベートクラウド、パブリッククラウドの環境でOpenText Cloud Editionsを利用できる。また、サードパーティ・アプリケーションとカスタムアプリケーションにも対応し、OpenText APIからの利用が可能。このような高度な統合型の情報管理ソリューションをエコシステム全体で活用することで、顧客企業はワークロードをクラウド環境にセキュアに移行することができる。さらに新たに開設されたデジタルリソースセンターであるOpenText Cloud Zoneを通じ、顧客企業とパートナーは製品の評価、管理、更新、問い合わせをより簡単に行える。

気候変動のイノベーション、セキュリティ、コンプライアンスから、グリーンな収益化までを念頭に、Project Titaniumはあらゆる規模の企業に対しても、より大きな機会を提供していく、としている。