㈱日立ソリューションズ東日本(日立S東日本)は6月21日、業務のデジタル化による効率化だけでなく、新たな価値を創造し持続可能な社会を支えるデジタルソリューションとして、新たな3つのブランド体系「appSQUARE」「scSQUARE」「uniSQUARE」に刷新したと発表した。

●3つのSQUAREブランドの特長
(1)appSQUAREの特長
<業務にマッチしたアプリケーションを簡単に作成、作業計画・進捗の見える化、蓄積した業務データ等の分析が行え、様々なビジネスシーンを支援。アプリケーションとデータの共有・連携・統合を実現するサステナブルビジネスプラットフォーム>
現場のユーザが要望するアプリケーションを自由に簡単に作成できアプリケーションやデータの統合管理を実現。現場で必要な管理項目・作業項目で作業の実態に合った計画立案・進捗管理が行える。また、社内・社外の様々なデータを分析することで問題点検知や作業改善に繋げることが可能になる。社内はもとより外部等との情報共有・データ連携もでき、様々なデバイスからのアクセスが可能なため、「いつでも・どこでも・誰とでも」時間と場所を問わず協創できる環境を構築できる。

(2)scSQUAREの特長
<絶え間なく変化する市場環境と現場に求められた機能を備えた生産管理とスピーディーで戦略的なマネジメントによりムリ・ムダの削減を実現するサステナブルサプライチェーンマネジメント>
生産計画の立案と情報の可視化、計画と実態とのズレを把握し、様々な制約条件を考慮し素早く判断できる機能を提供する。需要予測から在庫管理、生産スケジューラに至る一連のサプライチェーンマネジメントが可能。また、製造・流通分野の適正在庫、資材、エネルギー消費や費用の抑止、製造ラインの「べき動率」を見える化し、効率的な生産を実現する。

(3)uniSQUAREの特長
<特定分野の専門的で難易度が高く人手で対応するのは困難な現場で発生する業務課題を解決し、現場の特性にあったデバイスを活用することで業務の正確性・効率性の向上を実現するサステナブルユニバーサルツール>
スマートデバイスや様々な専用デバイスを活用し、農業分野では各種調査業務の可視化を実現し、公共分野では家屋評価業務の改善や効率化を実現。また、予防保全分野では設備管理に必要な業務プロセス全体を支援する。業務データの多次元分析、ダッシュボード、レポート作成など包括的なBI(ビジネスインテリジェンス)機能を提供しており、課題の可視化や企業戦略検討を支援する。

●今後の展開
DX推進の点では、各企業の経営戦略立案や新規サービス創出、組織/人材、ITシステムの整備など多岐にわたるが、老朽化した既存システムや人材不足等により、DX推進のハードルが非常に高く、また投資対効果がネックになる等多くの課題があるのが現状。そうした課題に対し、長年、日立ソリューションズ東日本の顧客に活用されているソリューションを、新たな枠組みとなる「appSQUARE」「scSQAURE」「uniSQUARE」として提供することで、顧客の業務のDX推進の加速、コロナ禍の環境変化に迅速に対応し、高度なITで顧客のイノベーションの加速を支援する。

今後は、新供給ソリューション、機械学習を搭載したデータ分析ソリューション等、顧客ニーズに合わせたソリューションを展開していく、としている。

●各ブランドの製品ラインナップ