OpenTextは3月、最新のイノベーションを採用し、情報の利活用によって企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を支援する「OpenText Cloud Editions 22.1 (CE 22.1)」を発表した。

CE 22.1による大規模なクラウド環境での情報管理における優れたレジリエンシー(回復力)を通じて、OpenTextは顧客企業、パートナー、従業員の体験向上に向けて今後も貢献していく。

ビジネストランスフォーメーションのツールとソリューションに関して、OpenTextは市場を牽引し続けている。OpenText Cloud Editionsは、3,000社以上のプライベートクラウド顧客に加え、1,100万人のパブリッククラウド加入者と100万社以上の取引パートナーを支援しており、大企業と中堅・中小企業の成長を加速し、業界屈指のクラウド体験を提供する。

パートナー、サプライヤー、顧客企業、その他の外部関係者による、企業の重要情報へのアクセスは必要不可欠である一方、マニュアルでのオンボーディングと管理業務は、セキュリティリスクを伴う。こうした複雑性によりユーザー体験が劣化しかねない中、パートナー戦略とサプライチェーン戦略にはアプローチの刷新が求められている。世界中の多数のサプライヤーユーザーはOpenTextサプライヤーポータルを使用してコラボレーションを促進するほか、Microsoft Azureから独自のドキュメント管理システムまで、800以上のアプリケーションへのセキュアな接続を実現している。CE 22.1で紹介する新たなOpenText サプライヤーポータルでは、OpenText Business Network Cloud内で単一の接続環境を提供し、製品設計から購買、流通までのプロセスを対象に、シームレスで簡単かつセキュアな情報アクセスを実現する。

企業は従業員、パートナー、顧客企業に対し、シンプルでセキュアなリアルタイムのエンゲージメントを提供することで、コラボレーションを向上させて、分散型の業務環境でも成果を発揮できる。CE 22.1では、OpenText Core ContentとOpenText Core Signatureを統合したことで、シームレスな電子署名機能とデータキャプチャ機能を提供し、企業は日常業務に必要なプロセスや承認作業を確実に遂行できる。さらに、OpenText Extended ECMプラットフォームのBusiness Workspacesでは、各種コンテンツとMicrosoft Teamsとの新たな連携によって、データのサイロ化を解消する。一方、Core Shareのモバイル版を使用することで、リモートでもMicrosoft 365の保存ドキュメントにアクセスし、コラボレーションを実現できる。これにより、変更内容をリアルタイムで保存し、複数の編集者・寄稿者を横断して、ドキュメントの完全性とバージョン管理が可能になる。eDiscovery対象のコンテンツでは、OpenText Insightに新たに追加された最適文書のハイライト機能を通じ、ユーザーはドキュメント内の最も関連性の高いコンテンツを自動的に特定できる。このテクノロジー支援レビューソリューションにより、ユーザーは時間を節約し、求めている情報を容易に特定できる。