(株)コマースロボティクスは2月15日、Eコマース専用iPaaS「コマースロボ」第3弾として受注ロボット「コマースロボ」単体版をリリースした。

先行してプレリリースしたEC専用SCMロボットからOMS(受注)ロボットを単体で利用することができ、各種WMSとの連携が可能となった。

接続方式はAPI、SFTP、FTP、S3で自動連携が可能で荷主と倉庫のデータ連携の自動化に貢献する。

これにより自社WMSを所有している倉庫事業者、または自社WMSを所有している倉庫事業者へ物流委託しているEC事業者もOMSロボットの利用が可能となる。
料金プランには無料で使えるプランも用意し、Shopify等のD2CスタートアップのEC事業者をコスト面で支援することを健闘している。

●「OMSロボット」
EC専用iPaaSで受注処理にRPA(特許取得)の他4つのソフトウェアロボットを実装し、EC受注業務の自動化を目指したサービス。Shopifyや楽天、Yahoo!等の販売カート・モールから受注データをAPIで自動取得し、ロボットで自動受注処理を行い、出荷指示データをWMS等のシステムに連携する。これにより従来の人手作業による受注処理業務を自動化する。従来のOMS(一元管理)システム運用に比べて、手作業コスト削減と物流の待ち時間を大幅に削減することが可能となる。