センコーグループホールディングス(株)(センコーGHD)は2月3日、太陽光路面発電パネルやリユースEVバッテリの開発等を行う環境プラットフォーマーのMIRAI-LABO(株)と、1月27日付で資本業務提携を行ったことを明らかにした。

MIRAI-LABO社は、「環境主義」を企業理念に、太陽光路面発電技術、蓄電技術、省エネ照明技術を軸として様々な省エネ環境製品の開発を行うほか、中古EVバッテリの劣化診断およびリユース製品の開発等を手がけている。また、環境プラットフォーマーとして、事業パートナーとの連携を推進しながら、100年後を見据えたサスティナブルな地球環境づくりに貢献する取り組みを行っている。

センコーグループでは、電気自動車や太陽光発電等で使用される蓄電池の生産~販売~リサイクルといった物流プラットフォームの構築を昨年から本格的に進めており、その構築を加速させ、エネルギー物流の新たな市場開拓と事業拡大を目的に、MIRAI-LABO社との資本業務提携に踏み切った。

今回の資本業務提携により、MIRAI-LABO社、およびその提携先企業が展開する省エネルギーを目指した製品の調達~生産~販売~リユース/リサイクルに関わるサプライチェーン全般において、センコーグループが安定的な物流サービスを提供するほか、センコーグループ各社が今後新設する物流センターや店舗ビジネスに、提携先企業が開発する省エネルギー製品やサービスを積極的に導入することでさらなる相乗効果を生み出していく。

●MIRAI-LABO(株)の概要
代表者名:代表取締役社長 平塚利男
所在地:東京都八王子市千人町3-3-20
設立:2006年4月
資本金:7億3,000万円
主な事業内容
・環境プラットフォームの構築
・太陽光路面発電技術、リユースEVバッテリー技術、バッテリーの無瞬断切替技術、省エネ照明技術等を軸とした自律型MaaSコアプロダクツの開発・提供

●蓄電池物流プラットフォームでEV用バッテリーが循環する仕組み