アサヒロジ㈱、キリングループロジスティクス㈱(KGL)、サッポログループ物流㈱、サントリーロジスティクス㈱のビール物流会社4社は10月16日、10月6日にKGL湘南支店において4社の社長によるドライバーへの声掛け運動を実施したと発表した。今回の活動は10月1日から17日まで実施する共同の飲酒運転撲滅キャンペーンの一環として行われたもの。

●ビール物流会社4社共同飲酒運転撲滅キャンペーン概要
開催の目的:4社は社会に欠かせない物流を担い、酒類を取り扱う物流企業として飲酒運転は決して許されない行為とし、2017年に「飲酒運転根絶に向けた共同宣言」を実施し、2025年には共同で飲酒運転撲滅キャンペーンを初開催する等、連携した取り組みを進めてきた。同キャンペーンは、こうした取り組みをさらに発展させ、飲酒運転根絶に向けた意識と文化の定着や安全意識の向上を図ることを目的に実施するもの。2025年に続き2回目の開催となる今回は、企業の垣根を越えて結束した4社が各社トップによる共同発信や物流拠点でのリーフレット配布を通じて、より多くのドライバーへ継続的に飲酒運転防止を呼びかける。
日程:2026年10月1日(木)~17日(土)
場所:4社物流拠点の受付
内容:4社の代表取締役社長コメントと、飲酒運転防止教育動画の2次元コードを掲載したリーフレットおよびキャンペーンポスターを作成し、各物流拠点の受付で配布・掲示する。なお、今年度のリーフレットでは、アルコールチェッカーの適切な使用をテーマに取り上げ、飲酒運転防止に向けた理解促進を図る。

●4社長による共同声掛け運動
日程:2026年10月6日
場所:キリングループロジスティクス㈱湘南支店
内容:4社の社長がドライバーへ直接リーフレットを配布し、飲酒運転防止を呼びかける共同声掛け運動を実施。トップ自らが安全への思いを伝え、ドライバー1人ひとりに飲酒運転防止の徹底を呼びかけた。

●ビール物流会社4社 社長コメント(50音順)
◎アサヒロジ㈱ 代表取締役社長 児玉徹夫氏
安全は事業活動の根幹であり、何よりも優先される価値です。そして、酒類を取り扱う企業グループの一員として、飲酒運転の撲滅は社会に対する重要な責任であると考えています。2026年もビール物流4社による飲酒運転撲滅キャンペーンを実施し、「飲酒運転を絶対にしない、させない、見逃さない」という決意のもと、企業の垣根を超えて連携しながら根絶に取り組んでまいります。飲酒運転は職場、家庭、地域社会が一体となって防ぐべき社会的課題です。私たちは今後も関係する皆様と力を合わせ、安全・安心な物流を通じて社会に貢献してまいります。
◎キリングループロジスティクス㈱ 代表取締役社長 小林信弥氏
安全は仕組みだけで守られるものではなく、1人ひとりの意識と行動によってつくられるものです。特に飲酒運転は、「自分は大丈夫」という油断が重大な事故につながる可能性があり、決して許されるものではありません。私たちは酒類を取り扱う物流会社として、飲酒運転をなくすことを社会に対する重要な責任と考えています。そして、その実現には管理者だけが安全を語るのではなく、現場で働く1人ひとりが自ら考え、仲間同士で声を掛け合い、安全を守る行動を取り続けることが何より重要です。安全文化は指示やルールだけで定着するものではなく、日々の小さな実践の積み重ねによって育まれるものだと考えています。今回の4社共同の取り組みは、企業の垣根を越えて物流業界が1つになり、安全という共通の価値を共創する挑戦でもあります。競争する領域はあっても、安全に関しては業界全体で知恵を出し合い、高め合わなければなりません。私たちはこのキャンペーンを単なる啓発活動で終わらせることなく、「飲酒運転をしない・させない・見逃さない」という意識を1人ひとりの行動として定着させるとともに、業界全体の安全文化を進化させ、社会から最も信頼される物流の実現に貢献してまいります。
◎サッポログループ物流㈱ 代表取締役社長 服部祐樹氏
飲酒運転は、ドライバー本人だけでなく、その家族、お客様、そして社会全体を巻き込むことになる極めて悪質な行為です。「少しなら大丈夫」「自分だけは問題ない」という油断や過信が、取り返しのつかない結果を招きます。私たち物流事業者は、人々の暮らしや産業を支える重要な役割を担っており、安全はすべてに優先されるべき使命です。当社ではこれまでも、飲酒運転撲滅に向けた教育ツールの展開や全国支社での継続的な啓発活動を進めてまいりました。しかし、飲酒運転を真に撲滅するためには、1企業だけの取り組みでは限界があります。今回、同業他社の皆様と手を携え、飲酒運転撲滅キャンペーンを実施することは、物流業界全体の安全意識向上につながる大変意義深い取り組みであると考えています。「飲んだら乗らない」「乗るなら飲まない」。これは特別なことではなく、物流に携わるプロとして、1人の社会人として当然守るべき約束です。その当たり前を当たり前に実践する「凡事徹底」こそが、飲酒運転撲滅への最も確実な道です。1人ひとりの強い責任感と行動の積み重ねによって、飲酒運転は必ずなくすことができます。業界の仲間と共に安全文化の輪を広げ、すべての人が安心して暮らせる社会の実現に向けて、全力で取り組んでまいりましょう。
◎サントリーロジスティクス㈱ 代表取締役社長 照岡大祐氏
物流は、人々の暮らしと産業を支える社会インフラです。その基盤となるのは「安全」であり、飲酒運転は決してあってはならない行為です。酒類を取り扱うサントリーグループにおける唯一の物流機能会社として、残酒知識の不足、教育未実施、故障した検知器の使用、運行管理体制の不備等、様々な原因に対し、より高い意識と厳しい姿勢で向き合わなければなりません。そのためには、アルコールチェックをはじめとした法令順守にとどまらず、飲酒運転を許さない意識と文化を、ドライバーだけではなく、管理者、元請会社、パートナー会社含めた、サプライチェーン全体で育てていくことが重要と考えます。我々サントリーロジスティクスは、DRINK SMARTをかかげるサントリーグループの一員として、そして物流事業者として、本日の4社共同キャンペーンを、一過性の啓発活動で終わらせることなく、1人ひとりが腹落ちして、自らの現場で結果を出せるように、継続して啓発・対応してまいります。

