物流向けロボティクスソリューションを提供するラピュタロボティクス㈱は9月30日、自在型自動倉庫「ラピュタASRS」が30拠点以上で採用され、このうち10拠点以上で稼働済み(2026年9月時点)になったと発表した。

ラピュタASRS

●2023年の提供開始から、幅広い業界・用途へ採用が拡大
物流業界では、人手不足への対応や生産性向上を背景に、倉庫内業務の自動化・省人化が求められている一方、物流現場が抱える課題や求められる自動化のあり方は、業界や企業によって異なる。取り扱う商品の特性やSKU数、物量、倉庫の規模・形状、求められる処理能力、オペレーション等も様々であり、将来的な事業成長や需要の変化を見据えた設備投資も求められる。

ラピュタASRSは、こうした多様な物流現場のニーズに対応する自在型自動倉庫として2023年8月に提供を開始した。これまでに3PL・物流、出版、製造、電子・精密部品、文具・オフィス用品、美容・EC、食品等、多様な業界・商材を扱う物流現場で採用が進んでいる。

●多様な物流現場と事業の変化に対応する「柔軟性」
ラピュタASRSは、倉庫の規模・形状や運用に合わせた柔軟なレイアウト設計が可能。アンカー工事を必要としないブロック構造により、柱や防火設備等の建物条件にも対応し、新設・既存を問わず、それぞれの施設に合わせて導入できる。

また、顧客の事業規模や物量に応じた規模から導入を開始し、その後の事業成長や物量の変化に合わせた段階的な導入・増設、設備拡張、レイアウト変更、移設等にも対応する。

こうした導入時から導入後までの「柔軟性」に加えて、高密度保管や高い処理能力、自動化・省力化等、それぞれの物流現場が抱える課題に対応できることを背景に、採用が広がっている。

●自在型自動倉庫「ラピュタASRS」
https://www.rapyuta-robotics.com/ja/solutions-asrs/

●今後の展開
同社はラピュタASRSの導入・稼働を通じて蓄積してきた知見を活かし、今後も様々な業界・規模・用途の物流現場における自動化を支援していくほか、ラピュタASRSをはじめとする複数のロボティクスソリューションを連携させ、入荷から出荷までの物流業務フロー全体の最適化を目指すEnd-to-endソリューション(※)の展開も進めている。顧客の事業や物流現場の変化に柔軟に対応し、物流現場における人手不足や生産性向上等の課題解決に貢献していくとしている。

※参考プレスリリース:https://www.rapyuta-robotics.com/ja/2026/08/31/end-to-end/