SBSホールディングス㈱(SBSHD)は9月28日、三菱ケミカル㈱との間で同社が保有する三菱ケミカル物流㈱の全株式を譲受することに合意し、株式譲渡契約を締結した。
今後、必要な手続きを経て、2027年4月1日の株式譲受完了を目指していく。これに伴って、三菱ケミカル物流および同社の子会社4社は、新たに総合物流企業・SBSグループに加わる。
三菱ケミカル物流は、化学品・危険品を扱う物流企業として業界トップクラスの売上規模を持ち、危険物・毒劇物や高圧ガスなど多種多様な製品を輸送するノウハウを有している。昨今、物流リソース確保が業界全体の課題となるなか、こうした豊富なノウハウとリソースを持つ同社は、ケミカル品物流業界におけるマーケットリーダーとして、今後さらなる飛躍が見込まれている。
一方、SBSグループは2030年度を最終年度とする中期経営計画「Harmonized Growth 2030」において、3PL、国際物流等を柱とするオーガニック成長に、独自の競争優位性を持つM&Aによるインオーガニック成長を組み合わせることで事業規模や事業領域を拡充し、高成長を実現していくことを目指している。今回の株式譲受により、三菱ケミカル物流が三菱ケミカルグループおよびその主要取引先との良好な関係を維持しつつ、SBSグループが保有するインフラ・ノウハウの共有、物流業務における協業とシナジー追及によって自社の成長を加速させると共に、SBSグループ全体でより付加価値の高い総合的な物流サービスを提供できる体制を整えていく。なお、これまでにSBSグループ入りした各社と同様、三菱ケミカル物流においても現在の社長が留任し、事業運営の継続性を保ちながらグループ内での一体化を図っていくとしている。
●対象企業概要
社名:三菱ケミカル物流㈱
所在地:東京都港区芝大門一丁目1番30号
代表者の役職・氏名:代表取締役社長 楠本匡氏
事業内容:貨物自動車運送、海運、港湾運送、貨物利用運送、倉庫及び通関等の総合物流事業、サード・パーティ・ロジスティクス事業、物流関連機器の製造・販売・賃貸事業、石油製品・化学製品及び包装資材の製造・販売・輸出入事業等
資本金:15億円
設立年月日:1956年12月1日
株主構成:三菱ケミカル㈱100.0%

