SGホールディングスグループの佐川急便㈱は10月2日、2027年1月1日より宅配便等の届出運賃・料金を改定すると発表した。

今回の改定は、将来にわたり社会・経済活動を支える物流インフラを維持し、顧客へ安全で安定したサービスを提供し続けるために実施するもの。物流業界では、施設、車両、資材、人材の確保に係るコストの上昇が続いているほか、輸送力の維持・確保や物流ネットワークの強化に向けた継続的な投資が求められている。

同社はこれまでパートナー企業との適正な取引条件の整備や従業員の処遇・労働環境の改善、輸送ネットワークの効率化等に取り組んできた。2027年からの料金改定により顧客に新たな負担をお願いすることとなるが、今後も輸送品質の向上とサービスの安定提供に努め、持続可能な物流の実現を目指していくと説明した。

●改定概要
適用開始日:2027年1月1日(金)
対象:宅配便、航空便、メール便等の対象サービス、大型家具・家電設置輸送サービスおよび紙請求書の発行
主な変更:運賃・料金の改定、紙請求書発行手数料の改定

●各サービスの主な変更点
飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便:サイズおよび地帯に応じて運賃を改定する。平均改定率は、対象となる届出運賃について、現行運賃と改定後運賃を比較して算出しており、約13.8%。実際の改定率は、利用のサイズ・地帯により異なる。
飛脚特定信書便:160サイズまで、改定後の飛脚宅配便運賃を適用する。
飛脚航空便・飛脚ラージサイズ航空便・飛脚特定信書航空便:サイズおよび地帯に応じて運賃を改定する。平均改定率は約2.7%。実際の改定率は、利用のサイズ・地帯により異なる。
メール便等:サービスおよび料金区分に応じて料金を改定する。
大型家具・家電設置輸送サービス:サイズに応じて料金を改定する。
紙請求書発行手数料:紙請求書1通につき200円(税抜)に改定する。

※飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便の平均改定率は、対象となる届出運賃について現行運賃と改定後運賃を比較して算出しており、実際の改定率は利用のサイズ・地帯により異なる。

●飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便
運賃例:関東発・関西着の場合

※飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便の平均改定率は、対象となる届出運賃について現行運賃と改定後運賃を比較して算出しており、実際の改定率は利用のサイズ・地帯により異なる。

●その他の主な改定
①飛脚特定信書便
飛脚宅配便と同一運賃のため、160サイズまで改定後の飛脚宅配便運賃を適用する。

②飛脚航空便・飛脚ラージサイズ航空便・飛脚特定信書航空便
サイズおよび地帯に応じて運賃を改定する。平均改定率は約2.7%。実際の改定率は、利用のサイズ・地帯により異なる。

③飛脚メール便

④飛脚ゆうメール便

⑤飛脚ゆうパケット便
厚さ3cm以内は現行料金を据え置き、厚さ1cm以内および厚さ2cm以内の料金を改定する。

※飛脚ゆうパケット便は重量1kg以内。価格はすべて税込。

⑥大型家具・家電設置輸送サービス
サイズに応じて料金を改定する。主なサイズの改定料金は下表の通り。

⑦請求書発行手数料
2027年1月1日以降、紙の請求書を発行する場合は、1通につき現行の100円(税抜)から200円(税抜)に改定する。