(公社)日本通信販売協会(JADMA)は8月28日、2024年度(2024年4月~2025年3月)の通信販売(EC含む)市場の売上高について調査を行い、調査結果(速報値)を発表した。
同調査結果によると、2024年度の通販の売上高は、前年比7.3%増の14兆5,500億円となり、金額ベースでは前年比9,900億円の増加となった。
昨年と同様、円安等による原料価格高騰も進むなか、2024年度の伸び率は前年を0.6ポイント上回る動きとなった。直近10年の平均成長率は9.1%と、マイナス成長を記録した1998年度以来、26年連続して増加傾向が続いている。
通販・EC市場では、売上規模の大きい主要企業を中心に堅調な成長が続いている。
加えて、業界全体の動向としては、主にコールセンターやフルフィルメント、マーケティング領域におけるAIの活用による業務効率化の進展や、企業のM&Aを通じた事業多角化の動きが目立っている。

●2024年度通信販売市場調査の概要について
・通販市場の売上高は、会員情報に加えて、当協会会員385社(調査時点)を対象に実施した「第43回通信販売企業実態調査」から得た回答の売上部分を先行集計した結果と、各種調査から推計できる有力非会員392社の売上を加えて算出している。
(調査期間:2025年6月24日~8月18日)
・推計値は、衣料品や雑貨、化粧品、健康食品などの物販が中心となる。
・本年11月に商品別や媒体別等を分析したレポートを「第43回通信販売企業実態調査 報告書」として刊行予定。

