三井不動産㈱は6月17日、空のモビリティ産業の創造・発展および日本の国際競争力強化に向けて、空のモビリティ用離着陸場であるバーティポート(※1)の開発・運営事業の立上げに着手すると発表した。社会実装に向けては、トヨタ自動車㈱、朝日航洋㈱(※2)、ANAホールディングス㈱をはじめとした、様々な重要ステークホルダー、政府・地方自治体等と連携していくとしている。

「築地地区まちづくり事業」空のモビリティバーティポート イメージパース
※2024年4月時点の完成予想イメージで、今後変更の可能性あり。


空のモビリティは「電動」「低騒音」「垂直離着陸」等の特徴を持ち、新たな空の移動手段として、都市部他に入り込み、移動時間の短縮や、新たな体験創出等の価値を生み出すことが期待されるモビリティ。空のモビリティの安全性及び環境適合性の認証プロセスが進捗し、機体開発が量産化フェーズに近づく中で、実装に向けた重要なアクションの1つがインフラである「バーティポートの整備」と同社は位置づけている。

※1:垂直を意味する「Vertical」と空港「airport」の二語を合わせてできた単語で、垂直離着陸可能な航空機が離着陸する飛行場。

※2:2025年7月1日より、エアロトヨタ㈱に社名変更