キヤノンマーケティングジャパングループ(キヤノンMJG)のキヤノンITソリューションズ㈱(キヤノンITS)は4月16日、同社が所有/運営する西東京データセンター(DC)が、東京都環境局より「優良特定地球温暖化対策事業所(トップレベル事業所)」に認定されたと発表した。
2020年に取得した「準トップレベル事業所」の上位区分となる「トップレベル事業所」の認定を取得することにより、同DCが地球温暖化対策推進体制の極めて優れた事業所として認められたとしている。


キヤノンMJGは、キヤノングループの企業理念「共生」のもと、事業を通じて顧客や社会の課題を解決することにより、キヤノンMJGと社会の持続的発展を目指したサステナビリティ経営を推進している。キヤノンITSが所有/運営する同DCでは、高度な安全管理のもと顧客よりIT機器を預かり、エネルギー効率の良いDCを運用することにより、社会全体の省エネルギーへの貢献を進めている。
●評価のポイント
今回、西東京DCは、高効率設備の設置に加えて、台数/周波数制御による設備運用と定期点検による効率維持の取り組みを評価され、上位区分の認定水準を満たしたことから、2025年3月に「優良特定地球温暖化対策事業所(トップレベル事業所)」の認定を取得した。「トップレベル事業所」は、「地球温暖化の対策の推進の程度が極めて優れた事業所」として、「知事が定める基準」に適合する事業所を東京都が認定するもの。
同DCは日々の運用改善に加えて、液冷サービスをいち早く導入する等、さらなるエネルギー効率の向上を目指し、顧客のCO2排出量削減に大きく貢献していくとしている。
●西東京データセンターにおける東京都環境確保条例の主な評価項目
