愛知県名古屋市の総合物流企業である高末㈱は4月1日、10名の新入社員を迎え、2025年度入社式を執り行った。

入社式では、同社の高村徹郎代表取締役社長が新入社員に向けて「社会人として、また社員として、特に大切にしてほしいと願っているのは、全社員の行動指針となる『お客さまのお役に立ち喜んでいただく』という理念です。私たちは、この理念を基に、物流業界の大きな変革に対応し、会社としても積極的に挑戦し続けることで、皆さんと共に成長していきます。これからの挑戦で、皆さんの力を存分に発揮していただけることを期待しています」とメッセージを送った。

入社式の様子

これに対して新入社員の代表者は、「社会の基盤を支える物流業界で、歴史ある当社の一員になれたことを誇りに思います。経営ビジョンである『進化を続ける人間集団』を基に、挑戦を重ねながら成長し、会社の発展に貢献してまいります」と決意表明を述べた。

入社式後、創業にゆかりのある熱田神宮を訪れ、今後の活躍と会社の発展を祈願したとしている。

同社は1902年に乗合馬車2台で創業し、創業当時は熱田神宮へ向かう参拝者の移動を担っていた。その後、乗合馬車から荷馬車へと業務を広げ、トラック輸送事業へ発展した。このため、乗合馬車の出発地であった熱田神宮を訪れることは、同社の歩みを大切にしながら、新たな挑戦へ向かう決意を新たにする機会と考え、入社式後の参拝は例年行事となっている。

●入社式概要
日時:2025年4月1日(火)10:00~11:30
場所:高末㈱ 社風永続会館