㈱ダイフクは4月1日、滋賀事業所で入社式を開催し、グループ新卒採用者108名を新たに迎えた。

同社の下代博代表取締役社長による新入社員への祝辞の要旨は以下の通り。

●ダイフクグループ2025年度新入社員向け社長祝辞

さらなる高みに向け世界で活躍する人材に

本日、ダイフクグループに入社された皆さん、新たな人生の出発の日を迎えられましたことを、心よりお祝い申し上げます。

ダイフクグループは、マテリアルハンドリングを核とする「モノを動かす」技術で、社会課題の解決に貢献することで、これまで成長を続けてきました。そして昨年度には、2030年を見据えた長期ビジョン「Driving Innovative Impact 2030」を策定し、その中では、これまでの延長線にはとどまらない、さらなる高みを目指すことを掲げました。

「Driving Innovative Impact」には、あらゆる自動化をけん引し、先端技術を活かしたシステムで社会の変革を実現するという強い決意を込めており、グローバルに事業を展開するダイフクグループが、経済価値と社会価値、どちらもさまざまな形で向上を目指す企業であるということを表現しています。ありたい姿を実現するために何をすべきか、日々の業務の中で、皆さん一人ひとりが自分事として考えてほしいと思います。

社会は今までとは比べようのないようなスピードで変化しています。現在求められているものを提供していくことは当然のことながら、その先も見据えて、次世代の物流システムはどういうものであるべきかを考えていく必要があります。これからもダイフクグループが時代をリードして世界初のシステムを開発し、新たな価値を創造する企業であり続けるために、会社が提供する制度なども活用して若手のときから海外での経験を積極的に積んでグローバルな視点を養い、世界で活躍できる人材になってください。

今日から、我々は志しを共にする仲間です。当社の社是「日新」のごとく、昨日よりも今日、今日よりも明日へと成長し、共に前進していきましょう。結びに、皆さんが元気に、明るく、そして楽しくダイフク人生を歩まれることを祈念して、私からの祝辞とさせていただきます。